俺の好きな人は近界民だった。え、まじで？

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今日は男の子も女の子も一緒の競技をするらしい。いつもは場所が同じだとしても競技は違うという。

なんで今日に限って…！！

しかも今日やるのはは、男女ぺあの「ばとみんとん」というスポーツ。男女ぺあ、男の子と女の子が2人でセットになるやつをやる、ということは…

烏丸「ペア組まないか？」
「わ、とりまる…、」


だよねー！！嬉しいけどさ！頼もしいよ、とりまる！でもさ！！


烏丸「どうした？｣

「なんでもない、よ」



とりまるとぺあを組み、体育教師の指示を待つ。まずは遊び、みたいな感じでラケットと羽でペアの相手とポンポン打ち合えと言われた。

烏丸「そういえばお前、バトミントンは…」


「そもそもばとみんとんってなに？」



烏丸「だよな」

先生は「みんな知ってる競技をする」って言ってたけど、その「みんな」は、「玄界」の人たちのことを指していて、「近界民」の私は入っていない。
というわけでとりまるに説明をしてもらう。その後、百聞は一見にしかずということで実際にやってみる。




わ、難しいけど、意外と楽しい…。








「ねぇ、あれなに！？」
「え！やばくない？」
「なんか黒いのが…」
「あれ、「門-ゲート-」じゃない！？」

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