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「とりまる…」
朝のショートホームルームが終わってから人が押し寄せた。
比喩なんかじゃない。(物理)ってやつだ。隣の席の天羽くんは助けてくれなかった。助けてくれるどころか、どこかに行ってしまった。
「ごめんなさい、知り合いに会いに行きたいので。」
そう超早口に言って人混みをぬけ、廊下に出る。しかし、そこで待っていたのも興味関心好奇の目。
気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。
近界では、他人を気にするっていうことはあまりなかったから、こんな思いはほとんどしなかった。ただ、たまに「うぇえ…」ってなるくらい。あとは便利に使ってたのに、、玄界は余計なお世話をする人が多い国だな…。、
泣きそうになりながら、朝、教えてもらったとりまるの教室、「1年B組」だけを頭に残して歩く。
B組は、A組との間に階段、トイレ、手洗い場を挟んでいて、とても長い距離に感じた。
そして、B組にたどり着いた時の第一声があれである。教室のドアからとりまるをみつけた安心感から、人によっては泣いている判定をするのではないかってくらい、涙は溜まっていたし、涙声だった。
烏丸
「どうした、クラスは…」
「、気持ち悪い。」
今も自分の教室で受けた目線よりさらにヌルヌルしたものが私を襲ってきている。
烏丸「そうか…。
お前のクラスに、誰か安心出来そうなやつはいたか？」
「天羽くんって人。私に対してなんの感情も向けてこなかった。」
烏丸「あー、天羽か」
「でも、あんまり好きくない。みんなとは違うけど、あれは不思議すぎて怖かった。今朝の話の、、あの、たちかわさん？みたいな感じのひとだった。」
烏丸「あー…。ま、悪いやつじゃない。お前とも仲良くなれるはずだ。」
「…わかった。」
「あれ？とりまる、その子この前入隊した子？」
「おー！かわいい！」
とりまるのうしろからひょこひょこって顔を出した人2人。1人は見たことがあった。この前の入隊の日にいた人のどれかだ。
もう1人は、知らない。
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こんにちは！作者の四希です。
占ツクを見てくださっている皆さん、私名前変えました！四希、しきです！よろしくお願いしますね
今ここで言うことじゃない()
……………………………………
さて、このお話の出水公平くんはいつ出てくるんでしょうね〜笑
そのうち出てきますので、乞うご期待を！！
ではでは、、、。
四希
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作者名：四希 | 作成日時：2022年1月5日 23時
