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烏丸side
出水「あー、と、京介?俺やらかした?」
烏丸「だいぶやらかしました。」
出水「まじ?悪気はなかったんだよ。
ただ、佐鳥とかが「あいつは強い」とか、「京介が買ってる」とか言うからちょーっと気になって。」
あいつは転校初日だ。ここは今のあいつが耐えれる状況じゃない。とにかく早く見つけないと…。
烏丸「俺はあいつを追います。事情の説明は後ででいいですね。」
出水「おう。京介、わりーな…、興味本位で…!」
烏丸「分かりましたから、この場をおさめるの、頼みましたよ」
出水「え、まじ?」
烏丸「まじです。」
教室を飛び出して行ったあいつは、結構な注目を浴びていた。どこに行ったかは、廊下にいるやつを見れば一目瞭然だった。
それはそれであいつにとってはまずいが。
とにかく、あいつに追いつかないと。あいつは近界民でおかれていた環境が違ったのもあって、身体能力がずば抜けている。
足の速さだって、並の男子高校生より速い。下手したら俺の生身よりも。
そんなことを考えながら俺はあいつに追いつくために加速した。
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作者名:四希 | 作成日時:2022年1月5日 23時