1_涙腺 ページ2
Aside
みか「Aちゃん、Aちゃん」
A「…ん…兄様…?」
目を覚ますとそこは西日のさした教室で、人ももうまばらだった。
ん…?
西日…?
人がまばら…?
A「授業!!」
鳴神「授業ならもう終わったわよ?
今からは部活動やユニット活動に行くの。
あたしも今日はユニット活動日だから、もう行くわね。」
眠っている間に終わってしまっていたようだ。初日から居眠りなんて…悪い日和…。
ん?お姉ちゃんがなにか口をパクパクしてる。
なんだろう?
A「みかくん、お姉ちゃん何言って…」
みかくんの方を見ると、ゆでダコのように真っ赤だった。
A「みかくん、顔真っ赤!!も、もももしかして熱!?
ごめんなさい、気づかなくて!はい、これ、体温計。熱計ってください!!
病院、いや、まずは保健室…せ、先生〜!!」
今日、色々私が迷惑かけてそのストレスからの熱だったらどうしよう…!アイドルの体調を崩させるなんて、プロデューサー失格だ!
こういう時のために常備している体温計をみかくんにわたす。
影片「んぁ、お、落ち着いてや、Aちゃん。熱とかないで?
顔赤かったんは…んぁ…あ、西日!西日やったで、ちょうど赤く見えたんよ、きっと。」
A「…本当ですか?それならいいんですけど…
本当に?」
影片「ほんまほんま。」
なかなか引かない私に本当に大丈夫なことをアピールするみかくん。
顔の赤みと西日を間違えるなんてまだまだだなあ、私も。
A「ごめんなさい、勘違いだったみたいです。」
影片「ええんよ。
ほんなら、部活案内いこか。」
A「はい、お願いします!
まずはどこからですか?」
玲明では部活に入っていなかったけど、今回はどうしよう。やっぱりプロデュースはおなざりにしたくない。融通のきく部活がいいなぁ。
影片「んぁ…せやなぁ、遠いとこから行っといた方が後々楽やで、まずは弓道部や。
俺もあんま行ったことないけど…。
確かゆっくんがおったはず…
んぁ、ゆっくんゆうんは…」
A「伏見弓弦さん、だよね。現fineの。
同じクラス。姫宮家の執事で、1年生に在籍していらっしゃる姫宮桃李さんがこの学院に入学されたのを機にこの学院に転校された…」
影片「よ、よう知っとるね」
はっ!と我に返ると、感心したような目を向けるみかくん。
A「ご、ごめん!沢山話しちゃったね…。
弓道部だったっけ?行こっか。」
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四希(プロフ) - ひかりさん» コメントありがとうございます!数学がんばります泣 待っててくださるのめちゃ嬉しいです🫶 (2023年4月27日 23時) (レス) id: 17a6893690 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 数学がんばってください✨楽しみに待ってるので(≧∇≦)b (2023年4月25日 23時) (レス) @page38 id: 2b8ba8a6ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ蝶(プロフ) - コメント返してくれてありがとうございます、これからもこの作品、推させていただきますね (2022年11月23日 20時) (レス) id: eb205e316d (このIDを非表示/違反報告)
四希(プロフ) - クロ蝶さん» わー!クロ蝶さん、読んでくださり、ありがとうございます! オチはまだ決まってないので、参考にさせてください! ジュンくんかっこいいですよね、分かります。私も小説書いてて、カッコよすぎんか、大丈夫???ってなってます笑これからもこの作品をよろしくお願いします (2022年11月20日 17時) (レス) id: 17a6893690 (このIDを非表示/違反報告)
クロ蝶(プロフ) - 楽しく読ませていただきました。オチはジュンくんがいいです (2022年11月19日 1時) (レス) id: eb205e316d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四希 | 作成日時:2020年6月27日 10時