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Aside
ーーーーー
月明かりで辛うじて見える足元に気をつけながら廊下を早足で歩く
すっかり遅くなってしまった
いつも誰にも見られないように夜遅く部屋に戻っているのだが、今日はその時間さえとっくに越していた
あと数時間もすれば日も昇ってくるだろう
リヴァイ兵長怒ってるかな...
...さすがにもう寝たか
起こさないように静かにしよう
足音を立てないようにゆっくりと歩く
「〜〜〜〜〜！！」
部屋から大声が聞こえた
リヴァイ兵長？！
なぜ部屋で1人で叫んでいるのか....
しかもこんな時間に
しかし部屋に近づくに連れ、その大声の主はリヴァイ兵長では無いと気づく
「〜〜〜！」
また聞こえた
この声は...ハンジ分隊長？
ドアの前まで来ると、声も少し分かるようになった
大声と落ち着いた声が交互に聞こえる
何を話しているかまでは分からない
一体どうしたのだろう
話し合い?
もしかして、けんか...とか？
いずれにしろ一兵士の私が介入していいことではない
それに廊下で待ってて誰かに見られても困る
戻ろう
(((バンッ_______
ドンっ____
「？！」
「...わ.......ぷっ」
扉が思い切り開いたと思ったら、
ハンジ分隊長がすごい勢いで外に出てきた
そして思い切り私にぶつかった
「..A！....あぁ、ごめん。立てるかい？」
「......はい、こちらこそすみません」
ハンジ分隊長が差し出してくれた手を引き、立ち上がった
「.......もしかして、聞いてた？」
「.........？」
「...いや、君が聞いていたかどうかは私にはわからないな」
「あの...私、本当に何も.....」
「まぁ、どっちでもいいけど。.........あ、そうだ。リヴァイが君に次回の壁外調査の任務についてほしくないってさ」
「......え」
「つまりはね、....」
「帰れ、クソメガネ」
部屋の奥から殺気立った声が聞こえた
ハンジ分隊長は私の耳元で
「リヴァイははぐらかすかもしれないけど、要はそういうことだから」
と言って廊下の暗闇に消えてしまった
...どういうこと？
部屋に入ると、椅子に座ったままのリヴァイ兵長がこちらを静かに見つめていた
ベッドには、シワ一つ無かった
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シャア - 早く投稿してください！楽しみなんです！ (2017年5月5日 20時) (
レス) id: 26619773d6 (このIDを非表示/違反報告)
memoire(プロフ) - ジャンさん» いつもコメント下さりありがとうございます！ジャンさんのコメントに常々勇気づけられています。伝わり辛い文章ですが、これからもよろしくお願いします。 (2017年1月27日 1時) (レス) id: 2051205241 (このIDを非表示/違反報告)
ジャン(プロフ) - いいね！面白そ！頑張れ！ (2017年1月26日 15時) (レス) id: 565abb759a (このIDを非表示/違反報告)
瑠歌(プロフ) - memoireさん» はい！覚えてくださっていて嬉しいです！受験……ｶﾞﾝﾊﾞﾘﾏｽ (2016年11月3日 19時) (レス) id: be15051a72 (このIDを非表示/違反報告)
memoire(プロフ) - 瑠歌さん» 穂乃花さんですよね！お久しぶりです(*^_^*)。穂乃花さんも受験頑張って下さい。受験経験者としては睡眠時間を確保することと、様々な場所で学習することをおすすめします。ちなみに私は家、学校、図書館等をローテーションしてました。 (2016年11月1日 22時) (レス) id: 2051205241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：memoire | 作者ホームページ：http://memoire/blanc
作成日時：2016年4月9日 23時
