( 続 ) 温 度 差 ℃ ___ Reo . S

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玲於くんと両想いになった

どうしよう、嬉しい


昨日の夜からニヤニヤが止まんないの

良かった、今日お仕事午後からで







玲於くんメンバーがAを紹介しろってうるさいんだけど

玲於くんいつかちゃんと紹介するから、待ってて







あ、そっか

玲於くんメンバーさんと仲良いもんね
そりゃ私のことも 話してくれたのかな

なんか恥ずかしいな … まだメンディーさんたちには会ったことないから


ちゃんと紹介、してくれるんだ …





Aなんか恥ずかしいなぁ。でもメンバーさんに会えるの、楽しみにしてるね!





玲於くんに返信して、ベッドに寝っ転がる

っていうか昨日 … キスしちゃったし




「 ひゃ〜〜っ！！」




一人で思い出してはニヤニヤして
私、今めちゃくちゃ変人みたいだよね

でも玲於くん 上手だったな …





「 … いるよね、元カノくらい 」




なんて、余計なこと考えては不安になる

そりゃ、あんなにかっこいいんだもん
玲於くんを振る人なんてそうそう居ないでしょ



〜♪



「 ふふ、返事早いなぁ 」




玲於くんあいたい




たった四文字の、ひらがなが私の身体を熱くさせる

変換もする余裕ないくらい 私に会いたいって思ってくれてるのかな


逢いたいよ、私も




Aわたしも玲於くんにあいたい





好きが溢れるって、こういう気持ちなんだ

胸が苦しくなるくらい 誰かを好きになったのは
玲於くんが初めてだよ


なんて、胸がいっぱいの気持ちになってたら

すぐに掛かってきた彼からの電話






「 … もしもし？」


“ ちょっと。なんなのアレ ”


「 何って…私も逢いたかったから 」



“ …今すぐ帰りたくなんじゃん。やめてよ可愛い事言うの ”


「 ふふ、ごめん 」


“ そういうのは二人の時に言って ”






ちょっとだけ甘い話し方に、思わず頰が緩む

それに、電話なんて初めてだから嬉しい






“ 玲於？もうすぐ行くよ！”


“ あ、うん！… ごめん、そろそろ切るね。また連絡するから ”


「 うん！お仕事頑張ってね 」


“ Aもね。じゃあまた後で ”








出番近いのに、わざわざ電話掛けてくれたのかな

でも 玲於くんの声聞けて嬉しかったな …


昨日会ったのに、毎日会わないと気が済まないくらい大好きになっちゃってる




よしっ、玲於くんもお仕事頑張ってるから

私も頑張らなくっちゃ









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