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「園田さん！お疲れ様です！」
第二営業部の人はなかなか関わることがないから
まだ全員の顔と名前が覚えられていない。
ニカと千ちゃんの挨拶の後で私も自己紹介をした。
「知ってるよー！
可愛くて仕事ができる子が入ったって
第二営業部でも有名！」
「あ！俺そういえばAちゃんと仲良いのかって
こないだ聞かれた！！」
「えー？ニカ、咲と勘違いしてるんじゃない？」
「いやいや！橋本さんもかっかっ可愛いですけど
…聞かれたのはAちゃんだったよ！」
「橋本とAはタイプが違うもんねー」
「俺はAがタイプー」
「北山さんは小さいボブの子が好きなだけでしょ」
園田さん達が加わったことでどんどん話が
盛り上がっていく。
北山さんがさっきからずっと私を見てて
なんなら隙があれば隣に来ようとしているのが見え見えだけど、
とりあえず酔ってて気付かないフリ。
「なー、藤ヶ谷は橋本とAどっち派？」
楽しそうに聞く北山さん。
「どっち派、とかないけど。
二人とも違った魅力があるし。
そもそもその質問どちらに対しても失礼だぞ」
「あーはいはい。
すーぐお前はそういうこと言うよなー」
拗ねる北山さんを横目に藤ヶ谷さんは涼しい顔。
「じゃぁじゃぁ！
逆に聞くけど、俺たち3人の仲じゃ誰？」
話しながらもどんどんグラスをあけている園田さんが
北山さんと藤ヶ谷さんを指差す。
「そんなん俺に決まってんだろー？！
そもそもお前はそんなポジションじゃねーし！」
「いやいやいや！！お前もだろ！！」
もう二人が漫才をしているようにしか見えない…
藤ヶ谷さんはそんな二人に慣れているらしく、
さっきから黙ってお酒を飲んでいる。
「ねぇ、佐藤ってお酒強いの？」
「あ、いや、普通です！」
藤ヶ谷さんから見るとどうやら私も二人に負けず劣らず
けっこう飲んでいるらしい…
「顔色変わんないなーと思ってさ。
あ、でも」
さっきまで咲がいた隣に、いつの間にか藤ヶ谷さんがいて、
「近くで見たらちょっと目がうつろだな、」
ふふふ、ってあの、天使の微笑みで私を見た。
・・・・・・・
ちっ近い・・・・！
北山さんが言ってたことが頭にあるからか、
藤ヶ谷さんとの距離を変に意識してしまう。
.
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usaneko(プロフ) - コメント失礼します！とても面白く読んでてとても楽しいです無理なされないようお気をつけ下さい(>_<;)お話楽しみにしております(´ω｀) (2017年8月8日 1時) (
レス) id: 9081f3652d (このIDを非表示/違反報告)
ゆえ(プロフ) - 歩美さん» コメントありがとうございます！これからまた頑張りますのでよろしくお願いします(>_<) (2016年7月16日 12時) (レス) id: a3dfe6870d (このIDを非表示/違反報告)
歩美(プロフ) - おはようございます。多分初コメです！こちらの作品最近おやすみされてるみたいだったので、更新お待ちしてまぁす！と思い、コメ致しました。マイペース更新で大丈夫なので、続き楽しみに待ってまぁーす♪ (2016年6月28日 8時) (レス) id: dbfdaf4be9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆえ(プロフ) - カエルさん» ありがとございます！少しずつでも更新できるように頑張っていきます！これからも応援していただけると嬉しいです！ (2016年4月20日 21時) (レス) id: a3dfe6870d (このIDを非表示/違反報告)
カエル(プロフ) - 無理せずに頑張ってください！地震が起きてる中で、あんな風に思ってくれる、なんて言えばいいのかわかりませんが、嬉しいとゆえさんと同じ九州地方住みの人が見たら嬉しいと思います。応援してます。 (2016年4月19日 15時) (レス) id: 7e66d37683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆえ | 作成日時：2016年3月5日 18時
