��くらくら、 ページ8
世界が、揺れる。
その瞬間に考えるのは、「ああ、またか」なんてありきたりなこと。
揺れた世界はそのまま、色を失う。
5「え！？大丈夫！？」
意識を失う寸前に聞こえた声に返事をすることはできなかった。
��
目を開けると、ちかちかと光る電気が見えた。
「え」
5「あ！起きた？」
視界ににゅん、と入り込んできたのはふわふわとしたミルクティ色の髪の毛の男の人。
「だれ？」
まだはっきりしない思考の中呟くと、男の人は
5「ユーキだよ」
と微笑んだ。
「え、ここどこ？」
5「俺ん家」
驚くのにも、少し時間がかかった。
「え！？」
じゃあ、私が寝てるのもこの人のベッドだ！と慌てて体を起こす。
すると、肩を優しく押されて、後ろに体が倒された。
私の顔の横に片手を置いて、顔を近付けてくるユーキさん。
「へ？」
間の抜けた声を出すと、にんまりと笑って、
5「まだ寝てないとダーメ」
と囁いた。
距離が近い。吐息がかかる。
目を見開いている私に「ふふ」と笑うと、ユーキさんは体を起こした。
からかわれてる気がするのは気のせいでしょうか。
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ネオンガール(プロフ) - タクヤお兄ちゃんとのお話読みたいです！！ (2017年10月22日 11時) (
レス) id: 83838dd1ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 妹ラブなタクヤお兄ちゃんとの一悶着読みたいです！ (2017年10月22日 2時) (レス) id: bcb6f1624a (このIDを非表示/違反報告)
さくらぼ(プロフ) - タクヤお兄ちゃんとユーキくんの闘い？みたいなのみたいです！ (2017年10月21日 7時) (レス) id: e91e496460 (このIDを非表示/違反報告)
エム - リクエスト答えていただきありがとうございます\(//∇//)\一個前の方にコメントしようと思ったんですが、気付かないと思ったのでこちらの方にさせていただきました！面白かったです！また、リクエストすると思うのでよろしくお願いしますm(__)m (2017年10月18日 0時) (レス) id: da9858bef5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うらた | 作成日時：2017年10月17日 16時
