【合作】刀剣乱舞◆幼女審神者と初期刀が参る◆【ブラック本丸】 (ページ47)

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気に入れるとは【時雨】ページ47

清光達の話を聞いて彼らの部屋に急いで向かう

気に入られていたといってた

何をされていたかまではわからないけど

嫌な予感がする

このままじゃ手遅れになるようなそんな気がして

「ここだよ、二人がいるのは」

安定が止まる

その部屋は審神者部屋からとても近い位置にあるところ

「…主、二人を、助けて…」

清光の小さな声に頷く

絶対、助ける

どんなに難しくてもどんなに嫌われていたとしても

「入るよ」

開いたドアの先は真っ暗だった

よくめをこらすとそこにいたのは二人の男の人

「･･･その声は加州さん？」

そっと声のする方に近づく

「そうだよ、堀川」

清光が返した言葉に驚きの返事が返ってくる

「良かった、目が見えないから声で判断するしかなくて」

目が、見えない？

「…ああ、兼さん、大丈夫だよ」

目が見えないと言った彼がもう1人に優しく話しかける

ただ口を開かない

「…堀川は、目が見えない、和泉守は目と、耳…なんでか、わかないけど…多分、前の主のせいだと思う」

清光がそう小声で教えてくれる

「…これは、呪いかも知れませぬ！」

何処からか小さな声が聞こえた

足元に目をやるとそこにいたのは小さな狐

「…こんのすけ」

清光が呟いた名前

そう言えば担当さんが言ってた気がする

「…こんのすけ、のろいって？」

「おお、これは、審神者どの！ええっと、呪いとは審神者の霊力によって出来るものです！例えば目を見えなくするなど好きなようにできるというわけです！」

ということは一筋縄では直らないのかな･･･