【合作】刀剣乱舞◆幼女審神者と初期刀が参る◆【ブラック本丸】 (ページ2)

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始まり【時雨】ページ2

「そんな！危険すぎます！それにこの子はさっき保護したばかりです！なのに、いきなりそんなところになんて！」

「仕方ないだろう、この子の霊力は異様なほど高い、あそこを救えるのはこの子しか居ないんだよ」

誰かが揉める声

誰かが出ていく音を聞き目を覚ます

「！起こしてしまいましたか、痛いところはありませんか？」

静かに頷く

この人は、確かさっき助けてくれた人

「なら、良かったです…来たばかりで悪いのですが、早速本題にはいりますね？」

少し浮かない顔をした男の人

「…うん、せつめい、きく…」

そう言うとわかりやすく説明し始めた男の人

私は黙って話を聞いた

「一気に言われても分からないことだらけだと思いますがこの本に色々と纏めてます、何かわからないことがあればこれと、あと、今から鍛刀する刀に説明するように言っておきます！ああ、それと、僕にもいつでも頼ってくださいね？」

「…わかった…ありがとう…たんとう、さん…」

そう言うと少し嬉しそうに微笑む担当さん

少し待ってて下さい、と彼は何かを取りに行った

「お待たせしました！これが貴方の、時雨様の初期刀になるものです！未実装のものなので上手くいくか分かりませんが…さっき言った通りこの刀に力を注いで何か一言…」

「…うん、わかってるよ…」

息を吐いて刀に力を注ぐ

「とうけん、さま、こえが、きこえたら、すがたをあらわして、ください…」

来てくれるか、不安だったけど目の前に桜が舞う

担当さんの驚いた顔と新しい人影

成功、したのかな？