熟議 ページ48
Aside
EY「お前まさか、リヴァイ兵長の事言ってんのか？」
RB「よう、お前ら」
SB「久しぶりです！」笑
『サシャ、ライナー！2人が調査兵団に入るって思って無かった』
EY「皆揃ってるのか！
でもここに居るって事は、調査兵になってのか」
ミカサとアルミンの後ろにはライナー、ベルトルト、
クリスタ、サシャ、ユミル、コニーがいる
CS「他にここに居る理由あるか？」
EY「じゃあ、憲兵団に行ったのはジャンとアニとマルコか」
ｺﾂｯｺﾂｯ
後ろから足音がする
私はチラッと後ろを見た
『っ！ジャン！ジャンも調査兵団に？』
JA「マルコは死んだ」
『え』
マルコが…？
EY「今、何て言った…？
マルコが、死んだって言ったのか」
JA「誰しも劇的に死ねるって訳でも無いらしいぜ
どんな最期だったかも分かんねぇよ
あいつは誰も見てないところで人知れず死んだんだ」
ジャンはそう言いながら少し地面に顔を下げた
『マルコ…』
こんな事になるなら、もっと離れる前に話しておくんだった
「おーい新兵！制服が届いたぞ！」
『お、貰いに行っておいで！』笑
アルミン達は制服を貰いに行った
皆がマントを羽織った姿はとてもかっこよく似合っていた
きっと、マルコが生きてたら、この制服を着ていたんだろう…
JA「なぁお前ら、ちょっと話があるんだが夜いいか」
『う、うん』
私達は地下に行き、ジャン達と話し合うことになった
JA「なぁエレン、お前が巨人化した時Aを
殺そうとしたらしいな」
『その話はもうしないで』
JA「Aは黙ってろ」
EY「…本当らしい」
JA「"らしい"って事は記憶に無ぇって事か？
つまりお前は巨人化する力今まで知らなかったし、
それを掌握する術も持ち合わせていないと」
EY「あぁ、そうだ」
エレンは少し顔を顰める
JA「…お前ら聞いたかよ、これが現状らしいぞ
俺達と人類の命がこいつに懸かってる
俺達はマルコのようにエレンが死なないうちに
死ぬんだろうな…」
MA「ジャン、今ここでエレンを追い詰めることに
何の意味があるの」
JA「あのなぁミカサ、誰しもお前みたいになぁ
エレンの為に無性で死ねるわけじゃないんだぜ！」
『だからって…！』
JA「知っておくべきだ、何の為に命を使うのかを！
じゃねぇと、いざという時に迷っちまうよ
俺達はエレンに見返りを求めてる
きっちり目踏みさせてくれよ。自分の命に見合うのか」
ジャンは大股でエレンに近寄る
JA「だからエレン！
…本当に頼むぞ」
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作者名：ココアシュガー | 作成日時：2020年11月16日 22時
