【進撃の巨人】自由を目指して (ページ43)

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掃除ページ43

Aside

私達は兵長の指示により旧本部の大掃除をする事になった

ペトラさんとエルドさんは2人係で大部屋の掃除

グンタさんとオルオさんが外側の窓の掃除

私とエレンと兵長で小部屋を分担して掃除中

エレンは一階、兵長は二階、私は地下を担当した

ここは蜘蛛の巣が沢山掛かっててとても埃っぽい

個々の掃除が一番大変そう…

LV「順調か」

『兵長、入口に一番近い部屋とその向かいの部屋の
掃除が終わりました』

LV「分かった、見て来よう」

残り二部屋、思ったより時間がかかりそうだな…

LV「お前にしてはよくやった
その調子でやってくれ」

『ありがとうございます』

兵長に褒められるのなら…頑張ろう

『終わったぁ～！』

兵長のところに行こう！

私は二階に駆け上がり、兵長の元へ行った

『兵長！』

LV「何だ、うるさいな」

『地下室の部屋全て終わりました！」

LV「そうか、なら見て来る
ここの掃除をやっとけ」

兵長は大股で歩いて行った

あの潔癖め～…！

PR「相当気に入られてるね、A」

『ペトラさん！』

PR「Aが来るまで兵長はあんなに人に
話さなかったし、終着みたいなことはしなかったわ」

『そうなんですか？』

PR「本当よ？」

LV「おい」

『は、はいっ！』驚

LV「エレンの掃除を手伝うと同時に躾てやれ
あいつは掃除がなってない」

『了解です』

『エレ～ン、来たよ？』

EY「A、手伝ってくれるのか？」

『うん、兵長に命令された』笑

EY「全部やり直しだってよ…」

『あちゃぁ、頑張ろう』

一階は確か
五部屋くらいあった気が…やらないと終われない

『終わったぁ～！』

EY「よっしゃあ！兵長を呼んでくる！」

『うん！』

LV「…よくやった。休憩するぞ」

私達は一階の広間らしきところへ降りた

EJ「我々への待機命令は後数日は続くだろうが
30日後には大規模な壁外遠征が考えられてると聞いた
それも、今季卒業の新兵を早々交えてのな」

GS「それは本当かエルド、随分急な話じゃないか
只でさえ、今回の巨人の襲撃は新兵には応えただろうによ」

OB「ガキ共はすっかり腰を抜かしただろうな」

PR「本当ですか兵長？」

LV「作戦立案は俺の担当じゃない
だが、エルヴィンの事だ。俺達よりずっと多くの事を
考えているだろう」

EJ「確かに、これまでの状況とは異なりますからね
多大な犠牲を払って進めてきたマリア奪還ルートが
一瞬で白紙になったかと思えば、突然全く別の希望が
降ってきた」

エルドさんの言葉で皆さんが揃ってエレンに視線を向けた