結論 ページ40
Aside
「あの女も人間か怪しいぞ！」
EY「待ってください！こいつは無関係です！」
「庇う時点で怪しいぞ！」
EY「違う！」叫
鉄棒に手錠が当たり、大きな音を立てた
EY「いや…違います
しかしそちらも、自分達の都合の良い憶測ばかりで
話を進めようとしている」
EY「大体貴方方は、巨人を見た事も無いくせに
何がそんなに怖いんですか…？
力を持っている人が戦わなくてどうするんですか
生きる為に戦うのが怖いって言うのなら…力を
貸してくださいよ！この腰抜け共めが」
エレン、言い過ぎだよ…
「何っ！」
EY「良いから黙って全部俺に投資しろ！」叫
エレン…それはまずいって！
「…構えろ！」
エレンは憲兵団1人に銃を向けられた
LV「ﾁｯ」
『兵長…？』
兵長はエレンの元に歩いて行った
突然エレンを蹴ったり殴ったりし始めた
MA「ﾊｯ！」怒
AA「待って、ミカサ！」
アルミンはミカサの腕を両手でガシッと掴んで止めた
暫くリヴァイ兵長はエレンを蹴り続け、
エレンは顔面血だらけになって居た
リヴァイ兵長はエレンの頭を地に踏みつけた
LV「これは持論だが、躾に一番効くのは痛みだと思う
今お前に必要なのは言葉による教育では無く教訓だ
しゃがんでるから丁度蹴りやすいしな」
兵長はまたエレンを蹴り始めた
ミカサ、ずっと顔が怖い…
「待て、リヴァイ…」
LV「何だ」
「危険だ
恨みを買ってそいつが巨人化したらどうする」
LV「何言ってる
お前ら、こいつを解剖するんだろ」
確かに、恨みがどうのこうの言ってちゃ
解剖なんて出来やしない
LV「こいつは力尽きるまでに20体の巨人を
殺したらしい。敵だとすれば、知恵がある分
厄介かもしれん。だとしても俺の敵じゃないがな」
LV「だがお前らはどうする
こいつを虐めた奴もよく考えた方が良い
本当にこいつを殺せるのか…」
ES「総統、ご提案があります」
「何だ」
ES「エレンの巨人の力は不確定な要素を多様に
含んでおり、危険は常に潜んでおります」
ES「そこで、エレンの管理をリヴァイ兵士長に
任せ、その上で壁外調査に出ます」
「エレンを伴ってか？」
ES「はい。エレンが巨人の力を制御できれば、
人類にとって利がある存在かどうか…
その調査の結果で判断していただきたい」
「エレン・イェーガーの管理か
出来るのか、リヴァイ」
LV「殺すことに関しては間違いなく
問題は寧ろ、その中間が無い事にある」
「…結論は出た」
無事、エレンの身柄を調査兵団に持たせて貰えた
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作者名：ココアシュガー | 作成日時：2020年11月16日 22時
