【進撃の巨人】自由を目指して (ページ33)

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距離ページ33

Aside

『ありがとうございます！』

LV「俺は部屋に戻る
これから静かに過ごせよ」

『はい』

兵長はいきなり部屋に入って来てはすぐに帰ってしまった

もう少しでいいから話したかったなぁ…

PR「私は、これから仕事しなきゃいけないから戻るね
何かあったら私の部屋に来て！」笑

ペトラさんの部屋は部屋を出て右に曲がって
2つ目の左側のドア

ここに着く途中でペトラさんの部屋を教えて貰った

『はい！ありがとうございます！」笑

PR「後でね！」

さて、部屋の片付けをしなきゃ

でも持ってきたのは訓練兵になった時に持って来た
最低限の私物のみ

私は鞄に詰め込んでいた荷物を色んな思い出を
振り返りながら置いていく

『あっ』呟

お父さんがくれた銅色の腕輪

大人の雰囲気を漂わせてる

この腕輪は私が子供の時にくれた

"魔除けの為に"と。

今は私にとって宝物

もう今から嵌めても良いよね

私は左手首にゆっくりと嵌めた

『…可愛い』微笑

子供の頃に嵌めようとしたら大きすぎて
直ぐ手からすり抜けたけど…今は丁度よく嵌まる

LV「何を1人で笑っている」

『へ、兵長！
入るならノックくらいしてくださいよ！』

私は慌てて両手を後ろに隠してしまった

LV「失礼だな、ノックはした
お前が気づかなかっただけだ」

『…それは、すみません』

LV「見せろ」

『え？』

LV「聞こえなかったのか、見せろって言ったんだ」

兵長は徐々に私の方に歩いてくる

兵長に睨まれてる気がして怖くて後ろに
後ずさってしまう

『な、何をですか』焦

ﾄﾞｻｯ

背中が壁に触れる

LV「手だ」

兵長が壁に片手をつける

『？！』驚

ち、近い(照

LV「早くしろ」

『何もありませんよ』

私は右手を出した

LV「…なら今度は左手だ。出せ」

『は、はい…』

私は左手首をたじたじと出す

LV「腕輪か？」

『はい』

LV「誰から貰った」

『父です』

LV「なら良い」

そう言いリヴァイ兵長は私から離れ、ソファに座った

質問の意図が分からない…

なんで誰から貰ったとか気にするんだろう…？

不思議…けど兵長に探られても不思議と嫌な感じはしない

LV「暫くここに居るぞ」

兵長はソファにドカッと座った

『兵長、お仕事は…？』

LV「息抜きだ」

『それなら兵長の部屋でも…』

本当は兵長と部屋に2人で居られるのは嬉しい

自分の

LV「俺が居ると邪魔か」

『い、いえ！』

LV「なら良いだろう」

私は兵長が居ることに嬉しさと緊張を
持ったまま部屋を綺麗にした

『ふぅ、終わった』

LV「長かったな」

『色んな思い出を振り返ってたらつい…』笑