【進撃の巨人】自由を目指して (ページ21)

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悲痛ページ21

Aside

AA「『ミカサ！』」

JK「クソっ！」

とにかく、ミカサの元へ行かなきゃ…！

CS「Aとジャンは皆を先導しろ！
俺がアルミンに付く！」

『でもっ…！』

CS「何言ってんだ！巨人はまだ居るんだぞ！
お前らの腕が必要だろうが！」

『ジャン！』

JK「な、なんだよ…」

『何を迷ってるの…？』

JK「なんもねぇよ」

『今しかないでしょ』

JK「は？」

『仲間のもとに巨人が集まってる
今しか本部には向かえないよ！』

JK「…」

『今がチャンスだ！
本部に向かうぞ！くれぐれもガスを切らすなよ！』

JK「Aの指示に疑え！
本部に突っ込むぞ！」

何体の巨人を殺しただろうか…

ミカサ達は無事なのだろうか

他の後ろにいる兵士たちも…

『ジャン！ガスは大丈夫？！』

JK「あぁ！お前も大切に扱えよ！」

『分かってる！！』

私達はようやく本部に到着した

窓ガラスを何十枚か割って入ってしまったが

『…っ！』

机の下には2人の補給班がいた

JK「お前らのせいで、何人人が死んだと思ってるんだ！」

ジャンは補給班のうちの1人を殴った

「巨人が来たの！…どうしようもなかったの…」

『…それを適切に対処するのが補給班の仕事だろ』

RB「伏せろ！」

ｶﾞｼｬﾝｯ！

突然巨人が自身の顔で本部の壁の一部を破壊した

人の密集が原因だろう

「ミカサは何処だ！」

「A！お前首席なんだからあいつら殺せよ！」

逃げ惑う兵士の中から私の名を呼ぶ人がいる

そんなの分かってる

ここは私が何とかしなきゃいけないくらい

刃を巨人に向け、そのまま走ったが…

『っ！』

巨人2体が突然吹っ飛んだ…

いや、巨人によって殴り飛ばされた

JK「どういうことだ…！」

『…私にも分からない。
恐らく奇行種だと思う…』

ﾋﾞｭｰ

『ミカサ、コニー、アルミン！』

良かった、3人とも無事で…！

CS「もう空だ…良かった、無事に着いた！
アルミン！お前の作戦は成功だ！」

『あの巨人は何なんだ…！』

CS「あいつは巨人を殺しまくる奇行種だ！
しかも、俺達には興味を示さない」

『まさか、利用するなんて思ってないよね…？』

CS「利用した方が、俺達は助かる可能性が高くなるぞ！」

JK「そんな、夢みたいな話…」

MA「夢じゃない
ここで少しでも長く巨人に暴れてもらう」

『あの憎き巨人から助けられる時が来るなんてな…』

CS「あの巨人が暴れているうちはここも破壊されないだろう」

『…分かった。
とりあえず地下の補給室に行こう』