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12話 ページ12

エイトサイド

電車に乗ってるAはまるで子供みたいだった

切符を買うときに切符が出てくるのにも驚いてた。
電車に乗ったら乗ったで席に座ると窓を開けて身を乗り出して危なっかしい。

俺はそれを手で支えながら「危ないですよ」って声をかける。

今の時間帯人は多いわけではないが少しはいる。
人数が少ないとはいえ痴漢にあわないわけでもないため窓側に座らせた

座れずに手すりやつり革につかまってるサラリーマンやらじーさんやらがちょくちょくAを見てる


エイト「A、女の子なんだから少しは考えろ」

俺は彼氏感を出しながらAのワンピースの裾を引っ張る

Aの格好はニットワンピースにマフラーを巻いている…それにストッキングを履いてショートブーツだ。

身を乗り出したり前かがみになるだけでもワンピースの裾が上に上がる。

それを見てドキドキしてる奴らになぜか余計に腹が立った

「エイト…まだ猫被ってません?」

エイト「え?」

「エイト…さっきの敬語よりかはよくなりましたが…私は本当の性格のエイトが見たいです」、

エイト「へぇ、いいのか?」

そういうと俺はAの顎を上に上げてキスをする

「っ…ん!」

周りに見せつけるかのように長く長く…Aが胸を叩いて来たら唇を離して

エイト「こんな僕だけど…どーする?あいつよりはいいと思うけど」

「……」

Aは無言のまま。

っちゃー
流石に引くだろーな…


目的地に着くとAは立ち上がって電車を降りる

ホームを出ると俺は謝っておいた方がいいと思って謝る

エイト「さっきのはごめん…A無邪気だから…彼氏感を出して痴漢とかされないようにしてたけど…キスとかまずいよな…」

Aはさっきから下を向いたままで顔を上げようとしない。

「だ、大丈夫です。
なんとも思ってませんから…」

エイト「じゃあ、顔…見せて?」

俺は俯いてるAの頰に手を添えて顔を上げさせるとそのには真っ赤なAの顔



え、泣いてるわけでもない…照れてたってことか?

「は、初めてだったので…すいません…」

エイト「え…歳は?」

「20です…」

20までファーストキス守ってたのか…すげぇな

エイト「ごめんな?俺が取っちゃって」

「ぜ、全然…むしろこんなカッコいい優しい人にとってもらえて嬉しいです」

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みぃ(プロフ) - 読んでて思ったのですが少し誤字が多い気がします。作品自体は面白いので更新頑張ってください。 (2018年12月5日 12時) (レス) id: e718825f4e (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - チビ猫さん、ありがとうございます!!コメントをいただけるだけでも嬉しいのに…大好きだなんて、、これからも頑張らせていただきます!ありがとうございます! (2018年1月14日 20時) (レス) id: 5e5f7be232 (このIDを非表示/違反報告)
チビ猫 - コメント失礼します。この作品大好きです!更新頑張ってください! (2018年1月14日 19時) (レス) id: 23dfa612b9 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 花梨さん、ありがとうございます!グダグダにならないように頑張っていきます!コメントありがとうございました! (2018年1月12日 23時) (レス) id: 5e5f7be232 (このIDを非表示/違反報告)
花梨 - 凄くおもしろかったです!!続き楽しみ! (2018年1月12日 23時) (レス) id: 0c28bb0fd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優希 | 作成日時:2018年1月8日 16時

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