集会にて*黒尾side*3 ページ15
牛島「…………………せ。」
「………は?」
及川「?何て言ったの?」
「おい牛若…アイツは俺ら音駒組が拾ったんだよ。…横取りしてんじゃねぇよ。そんなに欲しいなら別の子猫でも拾ってくればいいだろ?アイツはウチの白猫だ。」
木兎「お、おい…黒尾………?」
澤村「お前どうしたんだよ…?」
他の連中は、牛若の発言を聞き取れていなかったらしいが、黒尾はその一言を聞き逃さなかった。
否、聞き逃せなかった。
牛若が言ったこと。それは…
牛島「その白猫は、白鳥の子だ。早々に俺に引き渡せ。」
茂庭「ちょ、いくら何でも横暴だぞ牛島。」
及川「なになに?ウシワカちゃん…とうとう他人の物まで手を出すの?…本当、何様なんだよ。」
澤村「いくら何でも…お前が言ってることはただのワガママだぞ?幼稚園児でもわかるような駄々をこねるなよ…。」
牛島「駄々をこねてるつもりはない。やはり…アイツが言っていたことは事実だったな…。」
「…白川拓三がお前のところにいるのはわかっている。ヤツは今、何をしている?」
牛島「………さあな。Aを傷つけた罪は重い。Aは俺の「し、失礼します!!」
牛若の言葉を遮って入ってきたのは、白鳥の組員だった。
額に汗をダラダラ流し、ここまで走って駆けつけたことが嫌でもわかる。
若頭衆の誰もが、異常な事態であると感じた。
部下「報告します!ヤツら…"谷塚組(やつかぐみ)が各勢力に抗争の意思を示し、明日の夜から一気に攻めてくるとの事です!」
「!………ちょっと電話かけるわ。」
俺はこれを聞いた瞬間、Aを一刻も早く避難させる必要があると察した。
リエーフに電話をかけた後…。
牛島「事態が急変したな…。」
及川「今は…谷塚組を潰しにいくのが先だね…その後にクロちゃんの可愛い白猫ちゃんを見せてもらうから♪」
「見なくていい。…牛島、これが終わったら一回話し合いに来い。」
牛島「………あぁ。そうするつもりだ。」
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雷華 - ……ん?これで終わりになってる!?できれば、続いて欲しかったんですが…。 (2019年4月7日 11時) (レス) id: 78c105b37d (このIDを非表示/違反報告)
爽です。 - え、あ、これで終わりなんですか? (2018年8月3日 20時) (レス) id: 77a4c77b8b (このIDを非表示/違反報告)
朧 - 更新........................ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧ ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) | U ( ´・) (・` ) と ノ u-u (l ) ( ノu-u `u-u’. `u-u’ (2017年8月4日 14時) (レス) id: b3183a1fde (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 続きが気になるので、更新頑張ってください (2017年6月20日 6時) (レス) id: 887495a2bc (このIDを非表示/違反報告)
抹茶とココア(プロフ) - あれ?この作品終わっちゃったんですか?私、続きが見たいです! (2017年4月13日 20時) (レス) id: 7106644b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フィリアル | 作成日時:2016年3月28日 1時