今日:2 hit、昨日:20 hit、合計:142,447 hit
小｜中｜大
第25話 ページ25
．
「お前はずっとそこにいろ！」ピクシーは甲高い声でネビルに言った。
ネビルはピクシーに持ち上げられ、照明に吊るされていた。
「下ろして！助けて〜！」
「ペスキピクシ・ペステルノミ！」
ロックハートは聞いたこともない呪文を唱えたが、何も起きずにピクシーに杖を取られた。
「君達！残ってるピクシーをカゴに戻しておきなさい。」
「先生！」
「ほら見ろ！ろくなやつじゃない！」
ロンが叫んだ。
残ったいつもの4人は、なんとか教科書を盾にしてピクシーを追い払っていた。
「今日はティンバーいないの？！」
『言ったでしょう？気まぐれなの。イモビラス！』
ピクシーの隙をついた。なす術もなくピクシーは空中で動きを止めた。
『ロックハート先生って、なんていうか』
「最低だ」
「なんてこと言うのロン！」
「だってそうだろ…？！僕たちを置いて逃げた」
ハーマイオニーは気に食わなそうな顔をし「それは杖を奪われたからで」ゴニョゴニョ言い始めた。
「ま、まあ、はやくピクシーを回収しないと」
『そうだね。』
4人はピクシーをカゴの中へ手で戻した。
「僕のこと忘れてないよね？」
「ああ、ネビル。ちょっと待ってて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ランドセル | 作成日時：2021年12月31日 16時
