杖に魅いる２【ハリーポッター】 (ページ15)

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第15話ページ15

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『おじさんたち、邪魔なんですが･･･』

そこには見慣れた顔がたくさんあった。

まず取っ組み合っていたのは、ルシウス・マルフォイと、赤毛だという事からアーサー・ウィーズリー。

その息子のドラコと、ロンやジニー、パーシーにフレッドとジョージ。もちろん妻のモリーやハリー、ハーマイオニーがいた。

『ああ、なるほど』

「これはこれは…A、クリスマス休暇のとき以来かな」

"おじさん”という言葉に反応して、2人は顔を向けた。ルシウスが初めに反応した。

『いい歳して、何をしてるんです？』

「ごめんよ、お嬢ちゃん。」

次にアーサーが優しい笑顔に戻って言った。
ウィーズリー夫妻は、Aとは初対面だった。

「止めなければ、父上が勝っていたのに」

『ドラコ、止めなければ他の人の迷惑になっていたわ。』

「知ったことか」

「こらドラコ、Aとは仲良く」

あなたが言うことか。とその場にいたドラコ以外は思っていた。

ルシウスはジニーから取ったのであろう教科書を鍋に戻し、アーサーをひと睨みしてから帰った。

『ハーマイオニー、ロックハートはどうだった？』

「えっ、それはもちろん…最高よ！」