杖に魅いる【ハリーポッター】 (ページ39)

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第39話ページ39

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ハリー「ねぇハグリッド、これ一体何なの？」

ロン「僕なんだか知ってるよ！ハグリッド、どこで手に入れたの？」

ハグリッド「賭けでもらった。パブであった知らない奴から。向こうもこいつを持て余してたみたいだし」

球体は卵で微かに動いたかと思うと、中からは翼の生えた爬虫類のような生物が出てきた。

ハー「ドラゴン？」

『ノルウェー・リッジバックっていう種類よ。
ロンのお兄さんがルーマニアで研究している種類』

ハグリッド「ちゃーんとママがわかってるぞ。いい子だ、ノーバート。」

ハリー「ノーバート？」

ハグリッド「あぁ、名前は付けてやらんと。まだちょっとしつけが必要みたいだけどな。」

我が子をあやす様にハグリッドはノーバートに話しかけていた。

『とても可愛い。将来飼ってみようかな』

ハー「無理に決まってるわ。大人になったら凶暴になるかも」

ハグリッド「ちゃんと躾を小さい頃からしておけば、凶暴なんてことはねえ。」

ハグリッドがまだ甘い顔をしていると、突然に窓を見て顔をこわばらせた。

ハリー「マルフォイだ。」

ハグリッド「こりゃ、いかん。」