杖に魅いる【ハリーポッター】 (ページ19)

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第19話ページ19

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『さっきのは、少し冷たかったよ』

ハー「仕方ないでしょ、あなたも危ない目にあったのよ！？」

『でも友達なのに』

ハー「あの2人は…べつに」

言葉を濁らすハーマイオニー。

ハーマイオニーは頭がいいし、とても頼りになる。
だけど少し不器用なところもあって、本当はあの2人と友達になりたいと思ってるのもわかる。

『今度一緒に謝ろう？私、ハーマイオニーの元気ないところ見てると、何だか悲しくなるわ…』

ハー「あなたってズルいわね。
Aにそんなこと言われたら、断れないじゃない」

『じゃあ、』

ハー「謝ることも視野に入れてみるわ」

笑顔になったハーマイオニーは勉強をし始めた。
私はベッドに座り読書をした。

ハー「そういえば、あなたってマイペースだけど魔法が上手よね」

『うん…うん？』

ハー「変な意味じゃないわ。いい意味でよ。
ほら、あなたってとても大人しそうに見えるけど、一年生の中でも魔法が上手な方だわ。」

そう言いながら同時に勉強するハーマイオニーの器用さの方が私はすごいと思った。

それに、ハーマイオニーだって他の人とは違う視点で物事を見れるし、とても素敵だと思う。

『お父さんに教えてもらったし』

ハー「そう。あなたのパパね」