あの国住民化【ヘタリア】 (ページ22)

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第22話ページ22

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ルートヴィッヒ「ということで、Aが困っていたら教えてやってほしい」

アーサー「もちろんだ。英語といえばイギリスだからな」

Aの努力にいち早く気づいたルートヴィッヒは、アーサーに相談した。

アーサー「で、本人はどこに行ったんだ？」

ルートヴィッヒ「買い物に行ったから、おそらくいつものスーパーだろう」

アーサー「そうか、分かった」

自室のドアを閉めると、窓から外を覗いた。
雲行きが怪しく、だんだん暗くなっていた。

アーサー「あいつ、傘持ったかな…」

気付けば傘を2本持ち、スーパーに向かっていた。暖かくなってきたとはいえ、外は少し肌寒い。

女「やだ、降ってきた」

男「オレ傘持ってるけど、入る？」

女「いいの？ありがと！」

アーサーの予想通り雨がパラつき始めた。

アーサー「1本で十分だったか…？いやっ、別に変なことは考えてないぞ」

時間が経つにつれ、雨は強くなっていた。
アーサーも傘を差して歩いていると、目の前からAが走ってきていることに気づいた。

アーサー「A！」

「あ、アーサーさん…！すいません一旦お邪魔します！」

どういう事か分からずにいると、傘下の狭い空間にAが入って来た。