目が覚めたら、“呪い” とやらがいました 2 (ページ10)

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五「目標は具体的な方がいいでしょう？
　あー、連れてきてよかったぁ」

虎「いや、何が何だかわかんなかったんだけど」

『それな、早すぎ』

五「目標設定したら、あとはひたすら駆け上がるだけ
　ちょっと予定を早めて、映画見て僕と戦ってを繰り返す」

虎「先生と！？」

「一月後、俺生きてるかなぁ」とガチ目に考える悠仁

五「そのあとは実践
　重めの任務をいくつかこなしてもらう」

『え、先生、私も？』

私は、それこそ前世の暗殺教室で色々勉強したし、ヒーロー仮免許持ってるし、それなりに実践できると思ってる

五「Aはもういいよ
　ある程度呪力調整できてるし、二年たちと一緒に特訓に専念しな」

「ただし」と続けるから、『悠仁のことは秘密でしょ？』と言ったら「お願いね」と頼まれた
うん、了解した

五「基礎と、その応用
　しっかり身につけて、交流会でお披露目と行こうか！」

それを聞いて「はい、先生！」と挙手する悠仁に「はい、悠仁くん」と指名するごじょせん

虎「交流会って……何？」

五「…………言ってなかったっけ？」

気の抜けたごじょせんの声が響いた

うん、言ってないね

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