【まふまふ】突然ですが、いつも後ろに鎌もった死神がいます。 (ページ9)

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＃９鎌ページ9

一旦状況を整理しよう。

私が彼の髪の毛をなでたあと、まふ君が寝返りをうってソファから私の上に落ちてきた。全臓器飛び出るかと思った。

規則正しい寝息が、私の頬にかかる。

待って無理無理無理だよ！

ばっこんばっこんと暴れだした心臓に追い打ちをかけるように、まふ君の匂いがひろがる。

いい匂いで無駄にイケメンなので本当に精神的にもたない。

『おお起きろまふ君！』

彼の頬をぺちぺちたたく。すると薄っすらと目を開けた死神くん。

おいその色気はなんじゃい。

「A？」

『そーだよAだよ。まふ君起きて。あといつから呼び捨て？』

何かもう無理過ぎる色気見せられたら恥ずかしさ失踪したよ。

まふ君女子に生まれるべきだった。

すると、少しだけ顔を上げていた彼が不思議そうな顔をしたと思えば、ボスンっという音を立てて私の首元に顔を沈めた。

『うおぉぉぉい何でだぁぁぁぁぁ！！』

「やわらかい…いいにおい…」

肌の上で喋るもんだから、いちいちまふ君の唇がふれる。髪の毛があたってさわさわ音がなる。

加速に加速を重ねたショート寸前の心臓がいたい。

『やめっ、まじ死ぬから精神的に！！』

「？」

首をかしげるな可愛いあざとい鼻血出る。何でこんな可愛いんだ。

まふ君の動きが止まった。

「……いただきまぁす…」

『へ？』

何のことだ？と、理解が追いつく前に、まふ君が私の唇にかぶりついた。

＿＿＿キリトリ______________

どうも初登場の作者です(^＜＞^)

今はこちらの作品が忙しく、殆ど更新できていませんがこれとは別に歌い手さんの短編集を書かせてもらっております。

作者で検索すればヒットすると思いますが……

どうかそちらの作品も救ってやってください(ブルブル)

それでは引き続き作品を楽しんでもらえると有難いです(^＜＞^)

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まんぼうコロッケ