織田作私、審神者になるよ。【文スト】【太宰治】【刀剣乱舞】【ブラック本丸】

１振り ページ1

太宰「政府から来客か・・・」

政府だったら・・・安吾？いや、それとも・・・

そんな事を考えながら、私は社長室のドアをノックする。

太宰「社長。私です。」
社長「入れ。」

太宰「政府から来客と聞きましたが・・・安吾ぉ！！久しぶりー！」

思わず安吾に抱き付く。・・・ふりをしながら怪しいものがないか確認する。
どうやらそういう内容ではないようだ。

安吾「お久しぶりです、太宰君。実は今日は太宰君に相談・・・といいますか、依頼をしに来まして・・・」

太宰「・・・なるほどね。安吾の後ろにいる人、いつもの部下ちゃんじゃない。」

安吾の後ろに立っていたのは、若い男性だった。

安吾「さすが察しがいい。こちらは・・・」

「どうも。”ブラック本丸対策課”の光村と申します。」
太宰「本丸・・・と云ったら刀剣男士かい？」
光村「よくご存じで。そして”ブラック本丸”というのは、前任審神者が刀剣男士たちに暴行や暴言を吐いたり、夜伽を行ったりしていたため、刀剣男士が人間不信になり、中には人間を殺めてしまうこともある危険な本丸の事を言います。」

太宰「ふーん。それで私は何をすれば？」
光村「太宰さん。単刀直入に言います。




新しい審神者として、ブラック本丸を救っていただけませんかッ！」

太宰「うん・・・うん！？」←

光村「貴方はかなり神力が高い。さらに坂口さんから聞いた話では聡明で強いお方でいらっしゃる。そんな貴方にしか頼めないのです。今もどこかで刀剣男士が、苦しみもがき続けてています。どうか、どうか・・・！」

2振り→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す