ふくらP妹いるんだって。

ふく妹。 ページ12

過去編


部屋で夕飯の準備をしていた。

電話が掛かってきたのは、その時だ



プルルルル プルルルル



無機質な電子音。

それは、意外なところからの電話だった

＜もしもし。警察ですが、福良遊さんのお兄さんであっているでしょうか＞

『えっ！あ、はい。遊に何か』

その後に綴られた言葉は、ショックなものだった




＜実は、いま彼女を保護しているのですが、複数の男から性的暴行を受けそうになっていたんです。一応は未遂で終わりましたが…今から来ていただいて大丈夫でしょうか？＞

『っ…！い、今すぐ行きます』

そう言って、僕は走り出した






『遊！？』








署に着いた時、彼女はボロボロだった

涙が出ていて、服は破られて、ところどころに痣もあった

その後、警察の方から事情を聞いたりして、遊を引き取って帰った



加害者である数名の男子の言い分は、

「自分達とは全く違うやつには、こういうことをしなきゃ生きていけないと分からせるため」

だそうだ




怒りが湧き上がった。



そこから数ヶ月間、新聞の一面に大きくその時間は載った。

ふざけて家にまで来るような人もいて、河村の家にいさせてもらったこともある

その数ヶ月の間、遊は何を言っても、何をしても反応しなくなった




表情を、感情を殺していたんだと思う



本当に申し訳なかった。

ちゃんと守るって言ったのに。

せっかく中学のことを忘れて、高校で再スタートをきったのに

今度こそ、絶対に守る









『ねぇ、遊』





今度こそ守るから






「…………」






もう、絶対に離さないよ






『これ、プレゼントだよ』







あなたの家族は"俺だけ"だから







「……………」








だから一生"俺が"守るよ









『チョーカーなんだけどね。俺の気持ちだから』









そう言って、黒いチョーカーを彼女につけた









その後は、俺と河村が心のケアをゆっくりと行い、精神は回復した






「ねぇ、おにぃ」



『ん？』





「これ、もう絶対に外さない。ありがとう」



彼女は、これをプレゼントした意味を知っているのか知らないのか、ニコっと笑ってそう言った

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ふくらPのヤンデレ感…

展開が思いつかないよ




河村さんとふくらP以外で普通に話せるメンバーを作ろうと思うのですが、誰がいいかコメント欄に(流れ的に川上さん以外でお願いします)

ちなみにその人は必然的に絡み多くなりるので

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