すずこ「今日から私も教師」２ (ページ3)

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第４話８節：盗まれた学校費用ページ3

恵海「…うん。実は一昨日の夜みんなと遊んで帰る途中うちの学校のOGだっていう２人組に絡まれて…」

OB女『そうだな…ただ金を払うっていうのもつまねぇし…』

OB女「いいこと思いついた、お前さ学校の金盗ってこいよそれで勘弁してやるよ』

OB女「あの学校にいた先公はどいつもうぜぇヤツばっかりだったからな』

恵海『そ、そんなの無理だよ！』

OB女『無理じゃねぇよテメェが決めたことだからきっちり落し前つけろよ！』

OB男『そうだよ』

恵海「学校のお金って…バレたら退学だよ…』

OB女『ごちゃごちゃいってんじゃねぇよ！ボコされてぇのか⁉』

OB男『明日までに２号倉庫に持ってこいよ？絶対に逃げんじゃねぇぞ？』

OB女『もし逃げたりしたらテメェの学校に乗り込んで皆殺しにしてやるからな！』

恵海『…』

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恵海「それで私どうしても怖くて…もともと喧嘩だって強くないし。どうすることも出来なくて…」

すずこ「…」

恵海「そのおまけに私の事信じてくれるって人まで騙して…私本当に最低だよ」

恵海「ごめんなさい…本当にごめんなさい」

すずこ「新田さん…」愛乃「お金はもうないわ。このまま恵海つんに警察に売る気？そんなことしたら絶対に許さないわよ」

すずこ「お金はその人達から取り返します！」

愛乃「は？」

恵海「む、無理だよ！一人であいつらに勝てるわけないよ‼」

すずこ「取り返すって言ってるの！」

恵海「…」

すずこ「その前に新田さん。私は今あなたに怒っているの。なぜだかわかる？」

恵海「嘘ついたから…だよね…」

すずこ「もちろん、それもあるけど。でも…」

すずこ「なんでそんなことがあったのにも関わらず私に話してくれなかったの⁉」

すずこ「私はあなたの先生⁉なんで頼ってくれなかったの⁉」

恵海「そんなこと先公に話せるわけ…」

すずこ「なぜ？私じゃ頼りないの⁉」

恵海「…」

すずこ「私、悔しいよ…情けないよ…」