自分の意味 ページ10
注:エレンsideがちょくちょく入っています。
ーーーーーー
「ねぇ、知ってる？あのリンって言う人、地下街出身らしーよ。」
「マジ？」
「結構危なくない？もしかしてあんな大人しい感じだけど実は暴力団だったりとか！？」
まただ。
最近女子の会話はリンの悪口で溢れていた。
男子はいつも目をハートにして追っているだけだが、それが女子には気にくわないらしい。
一番言われているのが、リヴァイ兵長のこと。
確かにリヴァイ兵長はリンだけ対応の仕方が違った。ハンジさんもある意味違うが、何だろう……同じ出身だからなのか？
104期生の間では人気のリヴァイ兵長。
逆にリンは、リヴァイ兵長のことをどう思っているんだろう。
気になって仕方がない。
とりあえず、このままだと女子の悪口は増すばかりだ。
俺が、守らなきゃいけない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ふぅ。
やーっと訓練終了しました‼
あの日以来、私にいいに来る人はいなくなった。
リヴァイ兵士長に感謝しなきゃ。
私はそんな事を考えながら、寮に向かう。
あれ？前にいるのは……同期の方たち。
リン「お疲れ様でした。」
「おい、ちょっと待てよ。」
ぐいっ
リン「痛い……。」
「あんたさぁ。リヴァイ兵長とどんな関係なわけ？」
リン「？」
「なんであんたにだけ対応がちがうのよ。」
対応……？
リン「？ なんの事？」
「ふざけないで。いっつも私達には声さえかけてもらえないのに……。なんであんたは毎日……。」
全く話が理解出来ない。
でも、私がこの人達を傷つけていることは分かった。
リン「ごめんなさい……。」
「ふんっ。なんで囮役のあんたが……」
「ちょっと‼それは……。」
リン「囮役？」
何言ってるの？
「当たり前でしょ！訓練もまともに受けてないくせに！私はね、何度も見たよ、駆り出された民衆が全員囮として行くところをね！きっとあんたも立体起動装置なんか使う前にさっさと巨人のエサだよ！ははっ。」
彼女は一気に言いはなった。
「言わない方がいいって言ったのに。」
囮？
私は、囮のためにここへ来たの？
もう一人の女の子の顔が青ざめているのを見て、嘘じゃないと分かった。
リン「そうなの……？」
「知らねーよ！まぁ、そんな事はどうでもいい。次、リヴァイ兵長と話してたらただじゃおかねぇからな。」
私は、もう、なにも聞こえなかった。
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レミィ - テスト頑張ってください！ (2017年8月17日 19時) (
レス) id: 0799c0de6a (このIDを非表示/違反報告)
藤の花(プロフ) - ありがとうございます!あと少しでテスト終わるので、それまで待っていてくれたら嬉しいです。 (2017年6月28日 5時) (レス) id: 5c60e9e006 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - テスト頑張って... (2017年6月18日 13時) (レス) id: f50bbbd9e0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 頑張ってください… (2017年5月27日 23時) (レス) id: aea40fe94e (このIDを非表示/違反報告)
藤の花(プロフ) - 感想ありがとうございます！まだ学校というのがあるのでテストなどで更新が遅かったりすると思いますが頑張りたいです！ (2017年5月23日 19時) (レス) id: 5c60e9e006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤の花 | 作成日時：2017年4月8日 18時
