はじめから ページ38
リン「はァ、はァ………くっ…ぅぅ」
全身の疲れと、涙が一気に溢れ出る。
これは間違っていない、と心の中で、何度も繰り返えす
リン「リヴァイさん.......」
さっきからこの人の名前ばかり頭に浮かぶのは、なんで?
思えば調査兵団に入団した時から、
あの人のことを思っていたのかもしれない。
失ってから気づくって、
馬鹿じゃないの?
今まで、男性って苦手だったけど昔からリヴァイさんだけは大丈夫だったかも。
なんでだろう
リン「あーあ。」
会いたい。
しばらく走っていると、地下街に繋がっている階段の前まで来た。
たったの3週間ぶりだけど懐かしいな。
ここから先に行ったら、兵士どころか地上にすら戻れなくなる。
リン「......。」
元から、私の居場所は、ここしかなかったじゃん。
うん、そうだ。
よし。
「ん?……リン?お前!!リンじゃないのか！?」
リン「!?」
階段を降ろうとした瞬間、遠くから男性の声がした。
それも、一生聞きたくないと思った奴の....。
「ご、ご主人様、どうされましたか？」
「リン、リンだ。俺の使用人でありながら、屋敷から逃げやがった。」
「リン...?」
ドクン
鼓動が止まらない。
あいつは、私の元ご主人様、ルーベル伯爵
体が、動かない
というか、震えだした。
伯爵「おい、何止まってんだよ。お前には屋敷に戻って聞きたい話が沢山ある。」
リン「い、いや.....だ。」
もうあんなところには戻りたくない
伯爵「はぁ！?俺はお前を買ってやったんだ！ おい、お前あの女を無理矢理でも屋敷に連れてこい。俺は先に帰っている。」
「はい。かしこまりました。
おい、女!さっさとこい！」
男は無理矢理私の腕を引っ張る。
リン「痛いっ」
男「(!? なんて美しいんだ。)す、すまない。だが、屋敷には来てもらう！歩け。」
ｰｰｰｰｰ兵舎
アルミン「リンは、上手く逃げられたかな。」
エレン「分かんねぇ。リヴァイ兵長が居たんだろ？きっと失敗してるんじゃねぇか？」
アルミン「なんで………。」
エレン「あ?なんか言った？」
アルミン「......別に、何でもないよ」
(作者です)
こんにちは！藤の花です!!
テストが終わりましたーー!!
これで毎日更新できます！
これからもよろしくお願いします！
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レミィ - テスト頑張ってください！ (2017年8月17日 19時) (
レス) id: 0799c0de6a (このIDを非表示/違反報告)
藤の花(プロフ) - ありがとうございます!あと少しでテスト終わるので、それまで待っていてくれたら嬉しいです。 (2017年6月28日 5時) (レス) id: 5c60e9e006 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - テスト頑張って... (2017年6月18日 13時) (レス) id: f50bbbd9e0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 頑張ってください… (2017年5月27日 23時) (レス) id: aea40fe94e (このIDを非表示/違反報告)
藤の花(プロフ) - 感想ありがとうございます！まだ学校というのがあるのでテストなどで更新が遅かったりすると思いますが頑張りたいです！ (2017年5月23日 19時) (レス) id: 5c60e9e006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤の花 | 作成日時：2017年4月8日 18時
