9 ページ9
呆気なく失恋した。
北山と別れ部屋に入ると力が抜けた。
言うつもりなかったのに。私の馬鹿。
来週、どんな顔して会えばいいの。
私、ちゃんと笑えてたかなぁ?
色んなことを頭の中で張り巡らせていると
スマホが鳴った。
「、、玉森?」
玉「おつかれー。今日は悪かった!北山ちゃんと送ってくれた?」
「んー。」
玉「参ったよ、宮田って後輩がやらかしてくれてさー」
「んー。」
玉「さっきからそればっかじゃん!笑
どした?」
「ん?別に、、」
玉「泣いてる?」
「泣いてない」
玉「いや泣いてるじゃん。行ってやろーか?」
「酒。あとアイス」
玉「はいはい。ちょっと待ってて」
優しいな、玉森は。
1人で居るよりは気が紛れるし、いいよね。
初めて部屋に来るから軽く片付けていると着信が鳴った。
玉「何号室?」
部屋の番号を伝えるとすぐにインターホンが鳴る。
「どうぞ」
玉森は私の顔を見るなり
「酷い顔〜」とほっぺを摘まんだ。
176人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆうゆ | 作成日時:2019年2月5日 15時