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呆気なく失恋した。




北山と別れ部屋に入ると力が抜けた。




言うつもりなかったのに。私の馬鹿。




来週、どんな顔して会えばいいの。




私、ちゃんと笑えてたかなぁ?




色んなことを頭の中で張り巡らせていると
スマホが鳴った。




「、、玉森?」




玉「おつかれー。今日は悪かった!北山ちゃんと送ってくれた?」




「んー。」




玉「参ったよ、宮田って後輩がやらかしてくれてさー」




「んー。」




玉「さっきからそればっかじゃん!笑
どした?」




「ん?別に、、」




玉「泣いてる?」





「泣いてない」




玉「いや泣いてるじゃん。行ってやろーか?」




「酒。あとアイス」




玉「はいはい。ちょっと待ってて」




優しいな、玉森は。




1人で居るよりは気が紛れるし、いいよね。




初めて部屋に来るから軽く片付けていると着信が鳴った。




玉「何号室?」




部屋の番号を伝えるとすぐにインターホンが鳴る。




「どうぞ」




玉森は私の顔を見るなり





「酷い顔〜」とほっぺを摘まんだ。

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作者名:ゆうゆ | 作成日時:2019年2月5日 15時

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