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北山side
帰る支度をして寝室を覗く。
「A...?寝たか。」
高熱のせいか時折苦しそうな表情で辛そうだ。
「うわぁ〜ダメだ。帰れねぇ」
マジで帰るつもりだった。
ちょっと顔見たらって。
それが間違いだった?
顔見たら、余計帰れなくなった。
おまけにこんな辛そうなのに、一人に出来ねぇじゃん。
サラッとAの髪を撫でる。
サラサラ…もっと…もっと触れたい。
段々と近付けていく唇。
ドックン
ドックン
このままキスしてもバレないよな?
ドックン
ドックン
「うわぁ〜俺って最低」
ギリギリのところで思いとどまる。
このまま唇を奪う事なんて簡単に出来るのに。
「やべ…好き…」
勝手なのは分かってる。
ちゃんと話したらAは俺を受け入れてくれるだろうか。
俺の過去を…
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作者名:ゆうゆ | 作成日時:2019年2月5日 15時