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15分くらい経ったか、静かに寝室へと入ってきた北山。
私のおでこにそっと触れた。
北「あつ。」
そう言ったあとすぐにヒヤッと冷たい感覚がした。
「冷た...」
北「ご飯作ろうと思ったんだけどさ、食欲ないかと思ってりんごむいた。アイスもあるけどどっち食う?」
お皿の上にはちょっと形の悪いりんご。
きっと料理なんてあんまりしないんだろうな。
慣れない事を私の為に一生懸命してくれたのかな。
私は迷わず「りんご」って答えた。
北「はい、あーん」
熱がなかったら絶対むり!自分で食べるから!って頑なに拒否するだろう。
高熱で朦朧としているせいか素直に応じる。
北「良い子、良い子♫」
北山の口角がニヤリと上がった。
そのあと薬を飲ませてもらい、きっと誰かが居ることで安心した私は眠ってしまった。
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作者名:ゆうゆ | 作成日時:2019年2月5日 15時