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「なっ//なに言ってんですかっ//」





玉「なんで敬語なんだよ笑」




「そんなんは好きな相手にするんだよ。軽々しく貸しちゃダメ」




玉「だってA、さっきから泣きそうな顔してずっと我慢してるじゃん?」




「だからって泣いたら格好悪い。いい大人が失恋したくらいで泣くなんてヤダ」




玉「泣くくらい北山のこと好きだったって事じゃん、格好悪くない。俺しか見てないんだし、見られたくないんだったらこうする」




玉森は私を背後から包み込んだ。




「なっ泣いでい"い"?、、グスッ、、」




玉「好きなだけどうぞ?」




泣いている間、玉森は何も言わなかった。




少しだけ背後から抱きしめる腕に力が入った様な気がした。




お酒を呑んでたせいか、泣き疲れたせいか、凄くウトウトしていたのを覚えてる。




時間も時間だったし、ただ眠かっただけなのかも。




気付いたら朝になっていた。

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作者名:ゆうゆ | 作成日時:2019年2月5日 15時

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