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13.緊急 ページ17

そのすぐあと・・・

ぼくは学校で数学の授業を受けていた。
数学には興味はないが、やらなければいけない感覚から選択した科目だ。
苦手ではない。むしろ良くできる科目だ。

「・・・?」

ぼくは変な気配に気付き窓を見た。
外で何かがあったのか。
もしかすると気のせいかもしれない。

しかし、気配は強さを増すばかり。
この気配は並みの覚醒者以上だ。
Sランクだろうか。
運が悪く気配はこちらに近づいている。
ぼくは不審な生徒になる覚悟で叫んだ。

「先生、全生徒を一ヶ所に集めましょ!!」

「悠夜くん?何を言っているのかね。」

遅かった。
すでに学校内に侵入している。
しかも、何故か一般人に見える状態で。
華籠を使用するか、見せる薬の使用しか手段はない。

覚醒者が5体でしかもSランク。

ぼくは急いで校庭に向かう。
流れる人の川から抜け出し、覚醒者の中に飛び込んだ。

「なんで、学校なのかな〜」

文句は言ってみたが誰も解答をくれなかった。

ぼくは周囲が華籠使用状態と確認した。
術の一つで【転送】がある。

サイズや柄、使用者の霊力よるが遠い場所から物を転送する術を使用した。
出てきたのはシンプルな両手両刃の剣。
クレイモアだ。

ぼくはそれを持ち、一人で全生徒を背にした。

14.彼と彼女→←12.紅蓮



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設定タグ:恋愛? , , 僕らの小さなシリーズ   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:クルーゼル | 作成日時:2015年5月11日 20時

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