episode2 ページ3
担任「今回は、席替えをするからクジを前から引いていけー」
相変わらず無愛想な担任の言葉にいらっとくる。
女子「村田さんはいっ」
A「ありがとう」
前に座っていた女の子がクジをまわしてくれた。
私は優柔不断な性格が嫌い。
一番最初にふれたクジと決めている。
A「8番...」
引いたくじを丸めて黒板に名前を書いた。
村上「Aは8番?
まさかの、9番です←」
クジを見せながら話す村上。
私はついてないのになんでそこまで運がいいのだろう。
席を移動させ私は窓側。
ここって人気だけど、お昼の購買戦争からは廊下が遠い。
隣の男子なんて全く気にしないで斜め後ろの村上を見た。
A「ここ購買から遠くない?」
村上「弁当生活にするか。ヘルシーだし((笑」
村上は笑いながら話す。
料理得意だし弁当明日から作ろ。
休み時間。
村上はまさかの生徒会役員なので仕事へ。
この学校はどうなっているのやら。
文句を言ってたって何もおこらないので、
ひとまず隣の席の子をチラ見した。
A「あ...」
私は思わず声をあげてしまった。
だって、
俊「ん...?」
隣にいたのは、
彼だったから。
俊「村田さん何かよう?」
驚いて声をあげた私に、
早瀬くんは声をかけてくれた。
その優しさに逆にびっくり。
A「あ、いえ何もありません...」
私はおずおずと返した。
横顔綺麗だな。
いつのまにか彼を何度も、
チラ見していたような気がする。
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オレンジ - 面白いです♪もっと読みたい! (2015年2月1日 12時) (レス) id: 92327c4175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*Yuka* | 作成日時:2014年10月25日 20時