【WT】彼に、

嵌められた日【brk】✳︎微 ページ1

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(三人称視点)



brk

急にお邪魔することになって、そのままお泊まりデートをすることになったあなた。
もちろん、急に行くことになったのも、そのまま泊まることになったのも、隣にいる背の高い猫っ毛の彼のせい。

あなたの手作りご飯が食べたい！！！と駄々を捏ねる彼に、仕方ないなあと二人で買い出しに行き、夕飯の準備をするあなたに終始べったりしたままお腹を鳴らす彼。

あなたが作った品々を見てキラキラと目を輝かせながらいただきます！と手を合わせ、頬いっぱいにご飯を頬張る彼は5歳児のよう。



お腹も満たされて、お風呂を済ませようとしたところであなたはミスを犯したことに気づく。



着替えがない。



生憎、夕飯の際にビールを開けてしまった為車は運転できないし、ここからタクシー使うのも金銭面的に痛い。
バスと電車を使うのも手だが9時手前なのもあってものすごく微妙。

あわあわしているあなたに、先にお風呂を済ませた彼が濡れた髪をタオルドライしながら「どうしたの〜」と近寄ってくる。

実は、と状況を説明すれば彼はキョトンとした顔で「え、僕の着ればよくね？」と何食わぬ顔で言ってきた。


あなた的には下着を含め服がないと困っているので彼の服を借りたとして、洗濯が終わるまではノーブラノーパンってことになる。


これ着ていいよ〜、と服を持ってきてくれた彼。あなたは受け取ってお風呂を済ませに行く。



タオルで水気をとり、彼から借りた服を探す。高身長な彼の服は女の子の平均身長であるあなたからすれば少し大きい。

服を着ると一気に彼の匂いに包まれ、同時に幸せを感じ、思わず口の端っこがあがっちゃうあなた。

服のサイズはおしりがすっぽりと隠れるほどのサイズで、ザ•彼シャツって感じがして可愛い。

でも１つ重大な事実に気がついた。




え、まってズボンは？






「あ、A〜〜お風呂上がった〜？
その服可愛いでしょ？はやくこっちおいで〜〜」





完全に確信犯の彼。モジモジしながら彼の前に姿を表せば、その様子が刺さったようでそのまま担がれてお布団に連れてかれたあなた。

どんな夜になってなっちゃうんでしょう。


そこで彼に一言聞いてみましょうか。
何、するんですか？今から。




「え〜〜？いっぱいアイしてあげるの〜〜」

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