ドSな年下男子

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車内は終始賑やかだった。




窓を開けると心地良い秋風を感じ
最近まで猛暑だったのが嘘みたい。




海「ふざけんなよ〜！もうAどう思う？」




海人がひっついてきた。




「え？何だっけ？」




海「聞いてなかったの？」




「ごめんてw」




廉「聞いたって、こいつめっちゃアホやねん」




紫「あはははっw」




海「廉マジでふざけんなよ！」




「何？海人がドSぶってたやつ？」




紫「しっかり聞いてんじゃんw」





廉「しかも気付かれとるやん」





海「廉がそっちのがモテるって言ったんだろ？女の子はキュンキュンするって。違うの？」




「まぁ人によると思うよ？」





海「Aは？」





「ん〜どうだろね？」





海「オレめっちゃ勉強したのに！」





廉「あはははっ！ヤバいで？ドS系の少女マンガで勉強したんやって！」





「あぁ、、だからちょいちょいおかしかったのかー」←棒読み





紫「でもいきなりチューはよくないよ海ちゃん！」





海「言って！マジ言って！Aごめん」





「いいよ。あと、素の海人でいいんだよ」





海人がちょっと泣きそうな顔をしたけど
気付いていないフリをした。





年下でドSな海人は
実は超甘えた系男子だった。

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