衛「十七話です!リョウくんたち、心配だなぁ。…俺にも出来ることがあるといいんだけど」 ページ21
夢主side
隼さんの澄んだ瞳に見つめられる。…っ。
貴「どうして、ですか?隼さんには、関係ないですよね?」
そう言うと隼さんは軽く目を見開いたあと、少し寂しそうに、少し辛そうに微笑んだ。
隼「…そうだね。でも僕は君と友達になったのだから君が望むのなら協力したいなぁと思ってね」
…優しいな、隼さんもここのみんなも。
貴「取り戻せるのなら、取り戻したいです。今の私があるのは、今まで積んできたものがあるからだと思うので」
それに、絶対絶対言わないけど、…本当の家族にも、会いたい。そんなこと言ったらリョウくんに心配かけちゃう。へんな気を使わせてしまう。でも、本当の家族が私にいるのなら、きっと心配していると思う。だから、
隼「A?」
貴「…っはい、す、すみません」
隼「謝らなくてもいいよ。取り戻したい、か。わかった、僕も…いや、僕たちも協力するよ」
ありがとう。そう隼さんは微笑んで言った。…?この場合その台詞は私のでは?
隼「みんなも協力してくれるよね?」
隼さんがみんなの顔を見る。
始「ああ」
陽「正直頭がついて行ってねーけど、Aちゃんのためなら出来ることは何でもするよ」
新「右に同じ」
恋「右に同じ」
駆「右に同じ!」
夜「ふふっ、そうだね」
葵「俺たちに出来ることがあれば言ってね」
海「おう!協力するぞ」
春「いつでもおいで」
涙「僕に出来ることがあるのかはわかんないけど…」
郁「話を聞くくらいなら出来るからさ!」
貴「…!!はい、ありがとうございます!」
いい人たちと仲良くなれたなぁ。本当に、嬉しい。
郁「ってだ、大丈夫?」
…え?いっくんに顔を覗き込まれる。涙くんもこっちに来て、心配そうな顔をした。
涙「A、泣いてるよ?」
貴「え!?」
慌てて目元をゴシゴシ擦る。…っやだな、情けないし恥ずかしい。
貴「…っ、安心したら、気が抜けちゃって。すみません」
駆「よかったぁ、うん、俺たちも頑張って協力するね!」
みんなが笑いかけてくれる。…本当に安心するな。
隼「今日は来てくれてありがとう」
帰りは隼さんが送ってくれた。
貴「いえいえ、こちらこそ誘っていただいてありがとうございます。楽しかったです」
また誘うね、そう言って隼さんは帰ってった。…楽しかったし、すっごく嬉しかったなぁ。
始「十八話だ」春「これからはコンビごとに紹介してくね」始「春とか…」春「酷いな始。本当は嬉しいんでしょう?」始(イラっ)春「冗談です」→←剣介「十五話だぞ!リョウのやつ、まーた何か1人で抱えこんでんな〜。…相談してくれればいいのに」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2023年4月4日 4時) (レス) @page33 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
まーかー(プロフ) - かなとさん» 何度も申し訳ございません。次からはちゃんと外します。 (2019年5月15日 6時) (レス) id: 195013c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反なんですよ。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年5月14日 23時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月14日 21時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まーかー x他1人 | 作成日時:2019年5月14日 21時