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今日は珍しくAは起床時間前に起きた。
だが、今日はAに仕事は無く、一日休暇だった。
『今日に限って早起きかぁ...』
だが、二度寝しようとしても眠れず、仕方なく机に座った。
目の前の鏡を見るが、前髪がしっかりと切りそろえられた自分が新鮮で少し驚いてしまった。
『もう少し、容姿を気にするべきだろうか…』
Aは自分を女らしいとはあまり思えなかった。
髪型だってひとつに結わえることしかできない。
神威がいつもやってる三つ編みのやり方さえわからなかった。
『ものは試しだ...！神威が起こしに来る前にやってみせる！』
Aはひとつに結わえた髪から、適当に分けてねじり始めた。
当然、それだけでは三つ編みなんて出来るわけもなく、ただロープのような髪になっていくだけだった。
『...ただねじるだけじゃダメか…』
また適当にやっていくが、ただ髪が絡まって行くだけで三つ編みにはならなかった。
その髪をクシでとかして元に戻そうとするが…
『いたっ！！』
絡まった髪が引っかかって、なかなかクシが通らない。
Aの長い髪にクシが引っかかってしまった。
一旦、クシから手を離して解こうとするがなかなか難しい。
コンコン...ガチャ...
「A、朝だよーって...今日は早起きだね」
『あ、ああ...今日は休暇貰ったのにな...』
「何してるの？そんなに髪で遊んで」
『遊んでない！これほどくの手伝ってくれ』
「はいはい、しょうがないなぁ」
神威が絡まったAの髪をすらすらとほどいていく。
「これ寝癖？」
『いや、寝癖はあんまりついてなかった』
「じゃあどうやったらこうなるの？」
『...三つ編みのやり方が分かんなくて、いろいろやってた』
「なんだ、そんなことか」
神威はクスクスと笑う。
Aは急に恥ずかしくなった。
『で、できなくて変かよ！』
「別に。自分でやりたいの？だったら教えてあげる」
『...お願いします』
「しょうがないな」
そう言いつつも神威は乗り気だった。
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ゆう(プロフ) - 雪さん» ご報告ありがとうございます！直しておきました！ (2020年1月28日 22時) (
レス) id: 6c784c5756 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ちなみに16話の最後から3番目の [ ○○は、よく母から紙を整えられていた]のところです>< (2020年1月7日 20時) (レス) id: 16253bb5bd (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 気になったんですけど、 紙じゃなく髪じゃないですか？ 勘違いだったらすいません。(16話) (2020年1月7日 20時) (レス) id: 16253bb5bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - YUKARI♪さん» ありがとうございますー！！妄想力しかないもので拙い文書ですが... (2019年11月29日 10時) (レス) id: 6c784c5756 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - すごく面白い…どうやったらこんな面白い物が…とにかく！凄い面白かったです！！！ (2019年11月29日 6時) (レス) id: a01ec1bc5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっちゃん | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月21日 17時
