５０話 恐 ページ5
さっききた道をひたすら戻っていく
一度きた道は大抵覚えているものさ(ﾄﾞﾔ
捕まったときのは別だけど
厚「なぁなぁ大将！いち兄と仲良くなったのか！？」
厚が嬉しそうな顔をして聞いてくる
『んー、主とはまだ呼ばれてないけど、呼び名が一期一振さんから一期さんに変わったよ』
厚「...まぁ打ち解けたんだな！！」
この子多分理解できてないわ
そこが可愛いからいいけどね！！
スタスタと歩き、角を曲がったとき
鶴「お！また会ったな！」
『げぇ』
鶴「俺への扱い！！」
ここさっき会ったとこだよね。なんでまだいんの！？
『まさか、私達を待ち伏せて...！？』
私は構える
鶴「ははは！それはないな！いやなに、さっきの結界みたいなものが面白くてな、ずっと眺めてたんだ！！」
この刀何時間眺めてたんだろう
ある意味尊敬だわ
『あなたは私に襲いかかってこないんですね』
さっきからずっと楽にしてるし、君本当にブラック本丸出身？て感じ
鶴「ああ。君以外の人間は醜いからな」
白い睫毛と色合いの良い黄色の瞳がこちらをじと、と見てきた
少し背中が寒くなる
...この刀、やっぱ怖いわ
鶴「俺はどうやら２番目の審神者に顕現されたらしいが、酷い目にあったからな
あんな驚きはいらないんだよ」
どんな驚きだったんだろう
厚「え、そうだったのか！？他に顕現された刀は？」
厚が少し興味をもったようで食いつくように聞いてくる
鶴丸さんは困ったように
鶴「すまないが顕現されたのは俺だけなんだ。
あの審神者は俺に変な霊力を送り込んだからな、良い人間とはいえないな」
だが、と言って鶴丸さんはこちらに近づく
そして顔を近くまで寄せてきた
その距離数��
鶴「君が勝手に甘い霊力を送ってくれたおかげでましになったよ」
『...！やっぱり怒ってます？勝手に手入れしたの』
あの瞳がこちらをジィッと観察するように見てくるから私は一気に恐くなってきた
さっきまでの時間が嘘のようだ
そうだ、ここはブラック本丸なんだ。どんな刀がいるかもわからないのに、
厚「大将から離れろ！」
何かを察したのか、厚が私の手首を引っ張って鶴丸さんから遠ざける
厚ナイスタイミング
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三日月(プロフ) - CANさん» 指摘していただきありがとうございます！小烏丸ですね、誤字ってました。訂正しておきます！ (2018年3月4日 18時) (
レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - コメント失礼します。91話で子烏丸と出ていますが、小烏丸では？と思いまして。失礼ながらもコメントさせて頂きました。話は変わりますが、面白いので頑張ってくださいね！FIGHT！ (2018年3月4日 18時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 翔扇寺滝谷さん» コメントありがとうございます！全裸！？待っててくださいね！笑 (2018年3月1日 23時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
翔扇寺滝谷 - 更新全裸待機してます！ (2018年3月1日 17時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 林檎と蜂蜜さん» コメントありがとうございます！ そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年2月28日 1時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2018年2月22日 19時
