８３話 宗 ページ38
〜宗三side〜
苦しい
腕や腰が燃えるように熱くて...
魔王を思い出してしまう
薬研も当時はこんな苦しみを味わってたのでしょうか
背中が痛くて動くと骨に響くような感じだ
お小夜を守らなくてはいけないのに...
僕がこんなんでは...
『宗三さん！大丈夫？』
誰です...僕を呼ぶのは...
眩しい
誰かにうつ伏せにされ、腰に手を当てられる
驚きはあるが、触れられても嫌とは思えない
どうしてだろう
その瞬間激痛
宗「ぐあぁあぁぁあああぁぁ！！！」
痛い！焼けてしまう！
誰か...
ふと、何かを注ぎ込まれ痛みが和らぐ
その次は腕と
少しずつ背中に近づいていく
痛かったところが痛くない
そして、痛みの源を突かれた途端
これまでにない痛みが押し寄せてきた
さらに熱く、えぐられてるような
半殺しにされている気分だ
だが次の瞬間、全身が暖かい何かに覆われる
それは傷口に注がれていた
心が落ち着く、全てがどうでもよくなるような安らぎがある
この暖かいものは何だろう
すごく、眠くなってきたーー...
＊
次に目を覚ましたとき、僕は床に寝転がっていた
厚「大将しっかりしろよ！なぁ！」
乱「主さんお願い！目を開けて！」
短刀達の叫び声が聞こえる
僕はゆっくり起き上がる
小「宗三兄様！もう平気なの？」
お小夜が安心したような顔で見てくる
宗「心配かけてすみません、
...この方は？」
仰向けになって真っ青な顔をして目を閉じてる女がいた
小「僕らの新しい主だよ。宗三兄様を助けてくれたんだ
でも、倒れちゃって...」
...彼女が僕を
こ「役人殿！審神者様の腕の呪符が濃くなっています！このままでは！」
役人「至急呪符を消すものを送ります。届いたら手首にはめてください」
管狐が半泣きで彼女にすり寄っている
厚「とりあえず、大将の部屋に運ぼう！」
宗「あの、彼女にお礼がしたいんです。僕も側にいてもいいでしょうか」
すると、皆が目を丸くしてこちらを見るや否や
「宗三ーーー！！！！」
と泣かれた
...全く話についていけません
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三日月(プロフ) - CANさん» 指摘していただきありがとうございます！小烏丸ですね、誤字ってました。訂正しておきます！ (2018年3月4日 18時) (
レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - コメント失礼します。91話で子烏丸と出ていますが、小烏丸では？と思いまして。失礼ながらもコメントさせて頂きました。話は変わりますが、面白いので頑張ってくださいね！FIGHT！ (2018年3月4日 18時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 翔扇寺滝谷さん» コメントありがとうございます！全裸！？待っててくださいね！笑 (2018年3月1日 23時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
翔扇寺滝谷 - 更新全裸待機してます！ (2018年3月1日 17時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 林檎と蜂蜜さん» コメントありがとうございます！ そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年2月28日 1時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2018年2月22日 19時
