６７話 夢 ページ22
私は夢を見た
正確に言うと、夢だとわかった
これはまだお兄ちゃんがいた頃の記憶だろう
どこかの草むらに三人で座っている
綺麗な紅葉が降っているから、季節は秋
弟「なぁ姉ちゃん、神様っていると思う？」
まだ小さい弟がくりくりした目で私に聞いてくる
『ん〜どうだろう。私はいると信じてるよ！
お兄ちゃんは？』
兄「んん〜いる気もするし、いない気もする！
つまり、わっかんね！！」
そう言ってお兄ちゃんはニカッと笑う
なにそれ〜！と私と弟でブーイングする
兄「だってさ、見えないんだから仕方ねーじゃん！
でも、もし見えたら凄いことだぜ？俺達ニュースにのるよ！！」
そう笑いあってて、私達はとても仲の良い兄弟だった
この時がどれだけ幸せだったか
今はもうこんな光景はなかなか見れないのだろう
近くの紅葉がはらりと散った
.
『ん...』
私はゆっくり目を開ける
目の前は木でできた天井
『ここは？』
知らない部屋だ、おそらく刀剣男子の
「ここは俺の部屋だぜ」
いきなり声が聞こえてビックリする
横を向くと、あぐらをかいて肘をついてる鶴丸さんがいた
『焦った...鶴丸さんの部屋だっだんですか...』
鶴「ああ。廊下を歩いてると君が倒れていたものでね、驚いたよ」
あの細い腕でよく私をここまで運べたな
私は鶴丸さんの腕力に感心する
鶴「これ、光坊からだ。もう昼過ぎてるからな。食べるか？」
小さいおにぎりが２つ、お皿の上にちょこんと置かれていた
『あ...いただきます』
私はまだフラフラする頭で起き上がろうとする
が、鶴丸さんに止められる
鶴「ああ無理するな！俺が支えとくから、君は楽にしてればいい」
そう言われ、私は鶴丸さんの片腕に支えられながらおにぎりを食べさせてもらっている
何なのこのプレイ
される側めっちゃ恥ずかしい
おにぎりも鶴丸さんにあーんされて食べてるからね
こんな光景みられたくないわ！！
そう思いながら私はおにぎりを完食した
おにぎりうんめぇ
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三日月(プロフ) - CANさん» 指摘していただきありがとうございます！小烏丸ですね、誤字ってました。訂正しておきます！ (2018年3月4日 18時) (
レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
CAN(プロフ) - コメント失礼します。91話で子烏丸と出ていますが、小烏丸では？と思いまして。失礼ながらもコメントさせて頂きました。話は変わりますが、面白いので頑張ってくださいね！FIGHT！ (2018年3月4日 18時) (レス) id: 851af0ac90 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 翔扇寺滝谷さん» コメントありがとうございます！全裸！？待っててくださいね！笑 (2018年3月1日 23時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
翔扇寺滝谷 - 更新全裸待機してます！ (2018年3月1日 17時) (レス) id: 0162fa0dbe (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 林檎と蜂蜜さん» コメントありがとうございます！ そう言ってもらえて嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年2月28日 1時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2018年2月22日 19時
