7話 真黒 ページ9
鶯丸を腰につけたまま部屋に戻り、お面を取りに行く
掛けてあるポンチョスタイルの黒い上着を羽織り、上までジッと締める
一応役人だから、私や花恋さんは身なりのためにブラウスの上にベストを着ている
下はスカートじゃ無理だからパンツを着て動きやすいくらいのヒールブーツを履いてる
何気に普通のスーツ姿よりカッコいい気がするんだ
黒の手袋をはめればあとはお面
すると、
紅「ちょ、あんまり簡単にお面外さないで下さいよ
ここだって安全ではないんですから」
紅葉さんから指摘を食らった
...だって蒸せるんだもん。戦ったあとなんてやべーかんな
『顔の換気ですよ!ていうか、紅葉さんこそずっと帽子被っててよく平気ですよね〜
絶対頭蒸れてる。そして禿げろ』
ジト目で紅葉さんを見れば、なんか得意気な顔をしてきた
紅「私はきちんと安全なところで換気してますから☆」
と、言いながらチョップかましてきた
『うぉおおおお...脳が...!!』
結構本気でやってきのが分かる
くっそ覚えとけよハゲ
涙を吹いてお面を被れば準備万端
集合場所に行くと、もう夜髑さん達がいた
髑「よし皆そろったな。それじゃ行くか」
目の前にある扉をギッと押すと、一本道が続いている
その先を進めば本丸に着くってわけさ☆
...それにしても毎回思うこと
特殊部隊って絶対この格好なんだけど、真っ黒だからさ
コ◯ンの黒ずくめの組織みたいでワクワクするんだ
私この中で髪の毛長いからジ◯でいいわ
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作者名:三日月 | 作成日時:2018年8月9日 22時