【刀剣乱舞】役人さんの諸事情 (ページ4)

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２話夜髑ページ4

職場について私は一礼する

『おはようございまーす！』

思いきり大きな声で叫ぶが返事がない

もしやと思って奥の部屋に入る

『やっぱりね』

ふわふわのソファーに我らの長である夜髑さんが寝ていた

服は乱れてないからお風呂には入ったぽいな

『夜髑さーん。おはようございまーす。

朝ですよーーー！』

夜髑さんの肩をバシバシ叩いて起こす

髑「ｸﾞｰ......」

む、起きないぞ

叩く強さを強める

バシッバシッ

髑「ｸﾞｰ......いってぇよ！！！敵襲か！？」

思いきり跳ね起きたからびっくりして尻餅をついてしまった

『し、尻が...割れる』

あらゆる方向に割けちゃう

髑「ん？Aそこで何してるの？」

『お、おはようございます。ちょっと今お尻痛くて立てない...』

さっきまで私に叩かれてたことを知らない夜髑さんはソファーから私を見つめてくる

目が見えたら可愛いんだけどなｯ！！
怖いんですけど！

夜髑さんは黒い布で目を隠してるから、初めて見た人からは目隠しプレイに見えるんだろうな

髑「え、なに。下痢ったの？」

おい

『その頭ハゲ散らかしてやりますよ』

なんでこれで下痢になるんだよおかしいだろ

髑「はははっ！冗談だって！んー！なんか目覚めいいわぁ～
A飲み物ほしいなぁ～」

この人...私が今尻痛めて立てないこと知ってて言いやがった...
ここで反発したいけど、上司の言うことはちゃんと聞く主義だから。良い子だから

壁をつたってコップに水を注ぎ渡す

ああ、なんて良い部下なの...！！

すると、夜髑さんはコップを見て呟いた

髑「えー水？コーヒーが良かったなぁ～」

そう言ってぐびぐび水を飲む夜髑さん

...ﾁｯ。自分で注げよ

髑「ん、何か言った？」

『いいえぇ～何も』

効果音がつくほどのキラキラスマイルを出して誤魔化す

ここの職場の朝はいつもこの調子で始まる