【刀剣乱舞】役人さんの諸事情 (ページ26)

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２４話日和ページ26

鶯「白狐おきろ。もう朝だぞ」

男の人の声がしてうすく目を開けると、目の前に鶯丸がいた

あ...もう朝か

さっきまで変な夢見てた気がするけど思い出せない

目をこすりながら時計を見ると朝方の５時だった

『...まだ寝れるじゃあん！！ここ８時出勤だから！軽くあと一、ニ時間は寝れるよ！！』

時計を見せて鶯丸にそう訴える

鶯「？...外が明るいから朝だろう？」

いやそうだけどｯ！

時間だよ！！

鶯「俺はもう目が覚めたからどこか歩きたいんだが」

もーまじでお爺ちゃん

徘徊レベルじゃねぇか

寝ようと思ったけどパッチリ覚めてしまったわけで
仕方なく鶯丸についていくことにした

...まぁ、もし何かあったら大変だしね

仕事服に着替えて飲み物を持ちながら部屋を出る

まず私達のデスク周りの通路をぐるぐる回る

次に廊下に出てずっと歩く

...まじで徘徊してんじゃん！！

鶯「見ろ白狐。太陽が昇り始めてるぞ」

そう言って窓を見て、やけに爽やかな笑みを浮かべる鶯丸

いや綺麗だけどさ。いつも見てる光景だから何とも言えない

というか、この徘徊いつまで続くんだ？
時間的にまだ誰も来てないからいいものの、ずっと同じ景色の廊下を歩くのはしんどいぞ～

うちらの部署からかなり離れたぞ～

『鶯丸、そろそろお家に帰ろうか』

鶯「そうだな。人間の世界もなかなかいいものだ
堪能させてもらったぞ。ありがとう」

『え？あ...はい』