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処置室に優太が運ばれてから数十分。
紫「廉ｯ...」
みんなが走って待合室まで来た。
海「岸くんは、、」
「まだわかんない、
さっき処置室運ばれて...」
勇「とりあえず、座って待ってよ？」
海「ねぇ、なんでじんはそんなに冷静でいれるのｯ！？
岸くんが、岸くんが...！！」
紫「おい海人っ、」
勇「俺だって、！俺だって心配で辛いよ、
なんでもっと前に病院行かせなかったんだって、！！
俺なんか舞台でずっと一緒にいて
声かけるタイミングなんかみんなより多かったはずなのにっ...」
じんは声を荒らげてそう言った。
海「、ごめん...」
なんで俺らはこんなんになるまで優太を
病院に連れていかなかったんだ、
頭の中でたくさん考えてたくさん謝った。
椅子に座ってる俺と紫耀と海人。
じんは壁に寄りかかりながら立っている。
みんな考えてることは同じなんかな。
ｳｨｰﾝ
処置室の扉が開いた。
ベッドに乗せられ、酸素マスクを付けられている優太。
みんなが優太の周りに集まる。
「あの、優太は...」
医「詳しいことはこちらで、」
そう言われ、個室に案内された。
.
4つ用意された椅子に腰掛ける。
医「岸さんの頭には腫瘍が見つかりました。」
「しゅ、よう...？」
医「はい、今の段階では良性か悪性かわからず詳しいことは明日以降にならないと...」
海「それって、ちゃんと治るんですか、？」
医「まだ詳しい結果がわからないと
こちらとしてはなんとも...」
その言葉が俺らの心をきつく苦しめる。
医「岸さんの病室は605号室です。」
そのあと面会について少し説明され、
お医者さんは部屋を出ていった。
紫「俺らが病院連れてかなかったから
こんなことになったんだよな、」
「…うん。」
勇「あのさ、岸くんの病室行かない？」
海「岸くんの顔、見たい。」
「じゃあそうすっか、」
そう俺が言ったものの正直優太のことを見れるか不安だった。
治るんですか、って聞いたあとに
こちらとしてはなんとも、って言われたあの光景が
フラッシュバックする。
こんなんで優太に会っていいのかよ、
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ゆうか(プロフ) - オレンジさん» コメントありがとうございます(^^) 推しは当たり前の存在ではなくていついなくなるかもわからないですもんね、、コメントすごい嬉しかったです(；；)更新頑張ります！ (2019年10月21日 21時) (
レス) id: d1f9b6b7de (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ(プロフ) - いつも楽しく拝読させていただいています。この小説を読んでいくうちに、推しはいて当たり前の存在ではない、出会えた奇跡や生まれてきてくれたことへの有り難さを再確認しています。。。これからも優太くんを好きでいようと思えました、更新頑張ってください！ (2019年10月21日 0時) (レス) id: 012e34ef65 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - なす。さん» コメントありがとうございます(^^)頑張ってくださいと言われると頑張れるので一生懸命更新しますね笑 (2019年10月14日 0時) (レス) id: d1f9b6b7de (このIDを非表示/違反報告)
なす。(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さいヽ(｡･ω･｡)ﾉ (2019年10月13日 19時) (レス) id: 7de1f4b97c (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - あいあいさん» コメントありがとうございます(^^)これからも頑張るので読んでくれると嬉しいです！ (2019年10月12日 23時) (レス) id: d1f9b6b7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうか | 作成日時：2019年10月8日 19時
