☆21☆ ページ24
∞Aside∞ 2日後
会長「残り2日で3�舛�〜。大丈夫？」
耕作「はい！もう今日から水出しします！」
耕作「くそぉ！」
お兄ちゃんはサンドバッグに向かってそう言った
耕作「くそぉ！くそぉ！女なんていらないんだ！女なんて！」
何かあったのかなぁ？
会長に聞いてみよっと！
A「どうかしたんですか？」
会長「何か振られて諦めついたみたいだね」
A「振られちゃったんだ笑」
三鷹「まぁ動機が不純ですけどね」
会長「まぁ、まぁそれはそれでいいとして」
耕作「ボクシング！ボクシング！」
上田「あっ！シスターだ！」
耕作「え！シスター！シスター！シスター！」
お兄ちゃんは外へ出た
上田「うっそー！笑」
児島「バカだな」
A「全然吹っ切れてないし」
三鷹「はい、30秒いくぞ！」
皆「はい！」
三鷹「はい、動けー！はい、動いて！動いて！」
ふと、お兄ちゃんの方を見たら、お兄ちゃんはサンドバッグに抱きついてた
∞上田side∞ 翌日
さっきから耕作は黙って体育座りをしている
上田「ボクサーが女に殴られるなんて不覚だったな」
俺は耕作を見た
上田「痛むのか？頬が痛むっていうより、胸が痛むってか？」
耕作は黙ったままで喋らない
上田「てか、お前何て言ったの？」
耕作「修道院辞めて一緒に暮らそうって」
上田「おっとー、神様に勝つつもりか？」
耕作「だって、おかしいと思うんですもん。普通の女の子達がやってることが出来ないなんて」
上田「俺達も同じだろ、それは」
耕作「俺達は別に…」
上田「だろ？神様を信じてるのは俺達も同じ」
耕作「……」
∞勝己side∞ その日の夜
耕作さんは一人で練習をしていた
勝己「明日の相手、強いらしいじゃん。練習しても無駄なんじゃないの？シスターのことなら無理だと思うよ。試合に勝ったところで絶対に彼女になんかなってくれないよ」
耕作「でも、勝つしかないんだ。おし！」
そう言ってまた練習を始めた
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作者名：優花
| 作成日時：2015年8月9日 17時
