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丸ちゃんとたっくん ページ5
たっくんが少し寂しそうに笑ってそう言うから私は必死にたっくんの腕を掴んで
「たっくんと帰りたいよ！？帰ろ？」
と腕を引っ張って歩き出すとたっくんは少しだけ嬉しそうに笑ってくれた
−−−そういえば、たっくんと丸ちゃんと3人で帰ったことなんて１,2回くらいだ。
いつもたっくんに断られて丸ちゃんと帰って
ほんとたまにたっくんが一緒に帰れる日は丸ちゃんは一緒に帰らない
丸ちゃんとたっくんは2人で楽しそうに話してるところをたまに見るから別に仲悪いわけでもなさそうなんだけどなあ
「たっくんと丸ちゃんって仲良いよね？」
大「どうしたん急に笑 普通に仲ええで？丸良い奴やし」
帰り道、たっくんにそう聞くと、たっくんは可笑しそうに笑いながら答えた
「丸ちゃんとたっくんと3人で帰ることってあんまりないなあと思って」
大「…丸にも俺にも色々あるんやで〜」
たっくんはそれだけ言うと話題を変えてしまって
なんだか、これ以上踏み込むなよって言われてるみたいだったから私もそれ以上突っ込まなかった
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作者名：ゆか
| 作成日時：2018年4月22日 16時
