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任務用に真っ黒のスーツに身を包んだ僕とA。Aは慣れたように髪を掻き上げセットしている。


『あ、るぅちゃんも髪やる?もしかしたら、るぅちゃんもやっといた方がいいかも』


Aは男性に比べて体格が小さい。少しでも大人っぽく見せるためにしているらしい。


多分僕も他の組を相手にしたら舐められるに違いない。Aにしてもらった方がいいだろう。


る「じゃあお願いしよっかな。」


『ん、じゃここ座って。』


僕からしたら髪をセットしたAは20歳くらいに見えると思う。


僕は自分がどうなるのかワクワクしながら鏡の前にある丸椅子に座る。


『掻き上げた方がいい?毛先遊ばせる感じ?それともお任せ?』


なぜかすごく楽しそうなA。正直僕は何でもよかった。


る「じゃあ、お任せで。」


『はいはーい。お任せください、舐めた態度取られないようにしておきますね。』


る「ねえなんで昔のこと掘り起こすような言い方するの?」


そう、実は昔僕とAの任務でタヒぬほど舐められた態度を取られたのだ。


子供が2人来たぞ、しかも中学生って。カッとなって勢いで動こうとした時にAに助けてもらったんだ。


こういう時ほど落ち着けって通信装置を通して言われた。動きが鈍ってるって。


あれ以来僕もAもしっかりメイクして髪をセットして任務に行っている。


『すみませーん。はい、こんな感じが1番大人っぽく見えるんじゃない?』


鏡に目を向けると別人のような自分が写っていた。


る「ありがとう、A。」


自分の持ち物と装備を確認して最終調整に入る。


『もうすぐ出発時間だけど、武器はちゃんと持った?』


そうAに言われ確認する。銃に替え玉、ナイフ。Aとを繋ぐ通信装置。


る「多分。全部あるはず。本当久しぶりの任務で分かんないことだらけかもしれません。」


『ははっ、大丈夫ですよ。るぅと様。命をかけてお守りします。』


急に任務らしくかっちり話すA。僕の気が引き締まった。


る「よろしく、アネモネ」


『よろしくお願いします、るぅと様。』


部下に車で送ってもらい、今回のターゲットのいる屋敷に辿り着く。

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aquamarine - 紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。さん» きゃー!久しぶり!まろちゃん、コメントも感想もありがとうー!!自分のペースで更新頑張ります。 (11月26日 13時) (レス) id: e0e632cc2d (このIDを非表示/違反報告)
紫月まろ。@ばか同盟。相方:めんたいこ。(プロフ) - あくちゃん久しぶり。関連作品から飛んできた!とっても面白かったです。無理せずでいいから続き待ってるね。 (11月26日 12時) (レス) @page10 id: 8df9f4247d (このIDを非表示/違反報告)
aquamarine - 雨萩さくりさん» コメントありがとうございます!嬉しいです。自分なりに更新を頑張っていこうと思います。 (11月25日 13時) (レス) id: e0e632cc2d (このIDを非表示/違反報告)
雨萩さくり(プロフ) - イベントに参加してくださりありがとうございました!るぅとくんが守られている側なのがいいなって思いました✨マイペースに更新頑張ってください……!! (11月25日 13時) (レス) @page9 id: c9a476ef2d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aquamarine | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年7月23日 16時

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