用心棒が過保護すぎます！【黄】

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る「いいの？」


『多分いいですよ。2人でやる任務なのに下っ端が誰も行きたがらなくて。


組長様には話して折れさせときますから。』


Aとの任務。気合い入れて足引っ張らないようにしなきゃ。


『あ、そこの棚の黄色いファイルの25って書いてあるやつに入ってるのがターゲットの資料です。


ちゃんと目通して全部暗記してくださいね。えーっとマーカー引いてあるとこだけでいいよ。


組長様が下っ端に作らせた資料でいらない情報も書いてあるから。』


なにこの資料の量。暗記の訓練もするけどこんな量を一気にするのか。


る「いつまで覚えればいい？」


『んー、任務開始が21時からだから20時まででお願いします。』


る「りょーかい。」


今回は組を潰す任務らしい…って2人だけで？


る「ねえ、A。2人だけって本気(マジ)で言ってる？」


『そうだよ、2人だけ。る組って人数少ないし。』


る「久しぶりの任務なのに…そんなの僕できるかな。」


『次期組長がそんなこと言ってどうするんですか。強いんですから大丈夫でしょ。』


そう言いながら僕の背中をバシッ、っと一発叩くA。


結構痛かったしめっちゃ響く…まあ気合いは入ったけどね。


る「ありがと。足引っ張らないようにだけ頑張る。」


『それだけじゃなくてﾀﾋなないようにも頑張ってくださいよー？』


る「はいはい。」


そんな会話を少しした後、また自分たちの作業に戻った。


今日の任務は血祭りだとも知らずに。

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久しぶりの更新ですみません。これからこっちも更新していけるよう頑張ります。


by作者、aquamarine

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